神のお恵み? または自分に頼る
ローマ人への手紙 10章11〜13節

 救われるとは、1、キリストのみことばを聴く、2、そのお方を救い主として信じる、3、自分の罪を告白する、4、今までの生き方を悔い改める、5、父、子、聖霊の御名に入るバプテスマに与ることによって救われるという人がいるが、それはあくまでも信仰のスタート・ラインに立ったに過ぎない。

 イエス・キリストを信じるとは、一時のことではなく、生涯に続くことであり、ここに神に頼るか、自分に頼るかの問題がある。

復活なされた主イエスは、天にお帰りになるとき、弟子たちに、「わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼等を教え続けなさい。」と命じられています。

 ですから、パウロは、「みことばを宣べ伝えなさい・・・というのは、人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め・・それて行くような時代になる。」と厳しく戒めていることをしっかりと受け止めよう。

 しかし、信者以上にパウロは、教会のリーダーの中からいろいろ曲がったことを語って、弟子たちを自分のほうに引き込もうとするものたちが起こると警告する。→使徒の働き 20章。

 伝道者には神のみことばのみがゆだねられ、32節、信者には語る者のことばだけに頼るのではなく、はたしてその通りかと毎日、聖書を調べることが求められる。キリスト信仰を支えるのは集団の規則ではなく、キリストのことばに従うことにある。

 
2007.09.16(日)


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