私は御名をほめたたえます
詩篇 145篇

 素晴らしい人に出会ったり、心あたたまる親切をうけたとき、私たちは無性にそのことを誰かに話したくなるものです。

 ダビデは私たちが主なる神をほめたたえるのは、それ以上の理由のゆえであると、ここに歌い上げています。

 1、力ある大いなるお方が、昼も夜も、私の生きながらえるかぎり私を守ってくださっておられます。

 2、神の怒りのみ手に陥ることは恐ろしいことですが、神は怒るのに遅いお方です。それは恵みに富むお方であるからです。

 イエスの十字架、それは私たちが裁かれるはずでしたのに、神、おん自ら、私に代わって罰を受けられましたしるしです。そこに神のお恵みが如実に現されています。  3、神は倒れている者に手を差し伸べてくださいます。困っている時に、「どうした?」との声ほど嬉しいことはない。中学生のとき、東京からの帰り道、乗り越してしまい、帰りの汽車もなく、遠い駅から歩き始めた私に声をかけてくださり、大型バイクでわざわざ送ってくださった貫井木材の方を今も覚えています。

 4、神は私の弱さ、欠点、犯した罪咎をご存知です。それにもかかわらず、私を選び、宝の民とされ、深く愛してくださり、無視されるのではなく、無条件で受け入れてくださっています。

 5、神の義はすべての人に公平に与えられています。それを愚かな知恵で拒絶するところに恐ろしさがあることを知ります。

 ダビデはこのゆえに主をほめたたえました。私たちも!!!

 
2007.07.15(日)


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