天は神の栄光を語り告げる
詩篇 19篇

 木枯らしが吹いたあとの満天の星。夏、富士の八合目あたりで見るご来光。大自然の偉大な光景を前にして、畏敬の念に打たれぬ人はいません。神は被造物を通して、ご自身の栄光を現しておられます。人々はその前に立つ時、心打たれ、思わず手を合わせるほどです。不思議なことに、どうも私たちは淡白すぎるのか、執拗に求める心に欠けて、それで満足してしまっています。

 どうして、心に感じた大いなる存在をもっとよく知ろうとしないのでしょうか。あなたはレストランのショウ・ケースを眺めただけで満足して帰りますか? おいしそうと思ったら、中に入り注文し、堪能し、それから何度も通うのではありませんか。

 大自然に感動した秘密は旧新約聖書に詳しく明かされます。大自然を創造されたお方、そのお方と私との関係、私にお世話を委ねられた被造物との関係をはっきりとお示しくださっています。

 さて、そのレストランであなたが大いに満足しましたら、どうされますか? 誰かに話したくなるでしょう。特に愛している人には、喜んで案内したくなるのではないですか。

 ダビデは創造の神は被造物を通して、ご自身の御知恵と御力を現され、聖書において、ご自身の思いを告げられる。ついで、しもべは神の御心を聴き、それを行うものとして生きよと迫ります。

 御神はしもべを通して、そのご栄光が広まることを望まれます。キリスト者にとり、神のご栄光に与り、そのご栄光を世に伝えることほど尊く、喜ばしいものはないことを知ってください。

 
2007.05.06(日)


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