『人を創られた神か、人が作った神々か』
イザヤ書 44章6節〜20節

 神はイザヤを通して、ご自分の絶対性、唯一性を宣言なさいます。新しい会堂を建てるとき韓国の呉順禮、呉皇禅両姉妹が献品された聖餐壇の正面には、「アルファ、オメガ」と刻まれていますが、これは創造者である神、未来をも支配される神、無限の神を表す文字です。

 それゆえに、9〜20節において、神は偶像を拝することを、聖書のどの箇所よりも厳しく非難なさいます。偶像礼拝する者は、実に愚かで、無知な人です。 アテネのアレオパゴスに立ったパウロは、「この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから、手でこしらえた宮などにはお住まいにはなりません。また、何かに不自由なことでもあるかのように、人の手によって仕えられる必要はありません。神は、すべての人に、いのちと息と万物とをお与えになった方だからです。」と宣言しました(使徒の働き 17:19〜30)。

 イザヤの約100年後の預言者エレミヤは偶像を、「木工がなたで造ったものにすぎず・・、それは、きゅうり畑のかかしのようで、ものも言えず、歩けないので、いちいち運んでやらなければならない。」と痛烈に非難していますが、それを知らないで拝む姿は滑稽です。 エレミヤ 10:1〜5、14、15。

 いまも、人間の作ったものを拝する人がうごめいています。それは、金であり、また、自分自身であったりする。今一度、箴言の1章から神の声をお聞き下さい。神ならぬ神々を求める者は空虚と無意味を得るだけで、最後は滅びです。

 
2006.06.18(日)


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