主にまことをもって頼る
イザヤ書 10章20〜21節

声のメッセージ

あの阪神淡路大震災のとき、私は御茶ノ水キリストの教会の人たちと一緒に、宝塚市売布を注真意、3年間にわたり、訪問し、また、西宮の信仰の友のM家も慰問しました。友の家には世界中から蒐集した家財や食器があったが、友は大地震に遭って初めて、それらが何の価値もないことが分かったと仰っていた。

 

今日の聖書の箇所は、ユダ、エルサレムは自分たちが選ばれた民であるという神の恵みの上に、慢心し、昂ぶり、挙句の果て、神から離れてしまったこと。その結果として、神の怒りの鞭としてアッシリヤが攻めてくるが、神の真意を悟らず、ただ敵としてアッシリヤを怖れたことが知らされる。

 

神の裁きの暗闇の中にも、夜空に輝く星のごとき神の御憐れみがあった。ご自分の御名のために残された者がいたということは、その昔のノアやロトの例を出すまでもなく、破壊の中にも新しい建設への神の御手が見てとれる。

 

今、主イエスの再臨が迫りくる中、イエス・キリストを通して、散らされていたものが、新しい霊のイスラエルとなって主のもとに、ぞくぞくと帰って来つつある。

人の権力、人の剣に裏づけされた信頼はたやすく崩れる。しかし、主は真実のお方。そこには失望がない。御子をくださるほどに私たちを愛されるお方、そこに揺るぎない信頼がある。

 
2006.04.02(日)


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