『神から出た者とそうでない者』
ヨハネの手紙 T 4章1〜6節

声のメッセージ

さまざまな宗教団体が、教祖が奇跡を起こすなどと宣伝し、人を集めています。キリスト教といわれるもののなかにも病気を癒すと称する牧師が末期ガンの病人を癒した、片足を生やしたなどといっていることを見てはいないが、聞いています。

 

確かに聖書には御霊の賜物の一つとして奇跡を行う、病をいやし、異言を語ることなどが上げられていますが、それらは同一の御霊が、み心のままに、おのおのにそれぞれの賜物を分け与えてくださっている、その一つにすぎません。

 

旧約聖書をみますと、サタンさえ不思議なわざを起こしています。奇跡とかいったことで驚かないで、その結果を見て判断してください。その人は奇跡を口実に信者を収奪しているのではありませんか。そうだとすると、その人は神から出た人ではありません。神から出た人は、むしろ自分を信者に捧げます。

 

よりすぐれ賜物とはアガペの愛です。「人がその友のためにいのちを捨てるという、これより大きな愛はない。」と聖書がいうように、実をみて木を判断してください。

 
2006.03.12(日)


>> 最新のメッセージ
© はるなキリストの教会