『人となられた神』 〜聖書のなかの人物シリーズ〜
ピリピ人への手紙 2章6〜11節

声のメッセージ

 神の家族の一員として造られた人間は、その尊い身分を捨て、神に逆らうものとなってしまいました。それから人には苦しみが始まりました。それを憐れんだ神は、私たちを、再び神のもとに立ち返らせるために、多くの人たちを通して、おことばをくださいましたが、人は聞きませんでした。

そこで、神は最後にご自身を人としてこの世に遣わし、その十字架で人の罪を負われ、死からの復活で人に神との新しい関係を回復してくださいました。

 キリストは、私たちのために苦しみを受け、その足跡に従うようにと、私たちに模範を残されました。どのような模範であったのかは、ピリピ 2章が示します。

 第一に、ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人と同じようになられたことです。

第二に、実に十字架の死にまでも父なる神に従われたことです。これを知るとき、私たちは何事でも自己中心や虚栄に生きることなく、互いを神に愛されている存在として、認め、大切にするようになります。自分のことだけではなく、他の人のことも顧みる人と変わっていきます。

キリストの神を中心とする人間関係の回復です。ここに、教会の、すなわち、あなたがそのように今年を生きる存在理由があるのです。

 
2006.01.01(日)


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