『エペソの長老たち』 〜聖書のなかの人物シリーズ〜
使徒の働き 20章 17〜32節

声のメッセージ

 先週は教えられたことを、ふたたび聖書によって確認する大切さを学びました。今日はその一つの例を挙げて見ますので、ご一緒に考えて見ましょう。

[質問]

教会では監督、長老、牧者といわれる人たちがいますが、その人たちはどのように違うのですか?

 [答え]

その人たちは聖書では同じ人を指しています。

 この三様の表現はこの人たちの職能を表しています。また、すべて男性名詞の複数で書かれていますことは、一つの教会に長老は一人ではなく、複数いることが分かります。これはとかく誤りやすい人間にたいする神の深いご配慮です。

長老は教会の偉い人ではなく、教会員が誤りなく神の道に歩み続けることができるように教え、仕える人です。例えていうならば、ピラミッドの頂点にいる人ではなく、底辺にいる人です。それは、イエス様ご自身が、「あなたがたの間で人の先に立ちたいと思う者は、あなたがたのしもべになりなさい。人の子が来たのが、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためであるのと同じです。」と仰っておられるからです。

どのような人たちなのかは、その例がテモテ T 3:1〜7、テトス 1:5〜9にあります。これらはすべてのクリスチャンの目標となるところです。

長老は一旦、選ばれたら、自動的にいつまでも続くのではなく、絶えず聖書で自らを律しなければなりません。長老への勧めが、使徒の働き 20:27〜32に出ていますので心に留めておいてください。

 
2005.12.18(日)


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