『遊女 ラハブ』
ヨシュア記 2章 8〜14節

声のメッセージ

 

 エリコの住人、ラハブは遠いエジプトで主なる神がなされた不思議な出来事を聞きました。モーセによる出エジプトです。そのモーセの跡を継いだヨシュアの軍勢が今、刻々とエリコに迫ってきているのです。

それらの出来事をラハブは見て、イスラエルの神、主こそ、上は天、下は地において神であることを知らされ、そのお方を「主」と信じました。

そこでラハブはヨシュアが放った偵察隊が彼女の家を訪れたとき、穏やかに受け入れ(ヘブル11:31)、屋上に干してあった亜麻の下に彼らを匿い、エリコの王の兵士の捜索隊に見つからないように別の道から送り返した(ヤコブ 2:25)。

 

いよいよヨシュアはエリコ攻略を始めました。しかし、約束に従ってラハブとその一族を救ったので、それからラハブたちはイスラエルの人々と一緒に住むようになり、のちにラハブはサロモンと結婚します。この人はボアズを生み、そしてオベデ、エッサイとダビデに続きました。

 

このようにしてラハブは遊女であったにもかかわらずイエスの人間としての家系の先祖の一人となった。どうしてかと不思議に思うでしょう。

 創造の神により造られた人は神に逆らい、汚れ、流血、不信仰の罪の道 に歩み始めた。時いたって、イエスは地に下り、アブラハムの家から、これらすべての罪をご自分のものとして負われ、十字架の上において、拭い去り、復活されて、すべてを新しくされました。ラハブがイエスの家系に載っていることこそ、私たちに対する神の恩寵にほかなりません。「古いものは過ぎ去り、見よ。すべたが新しくなった。」 あなたもそうなります!

 
2005.08.07(日)


>> 最新のメッセージ
© はるなキリストの教会