『神の友と呼ばれたアブラハム』
創世記 12章 1〜4節

声のメッセージ

 

アブラハムは弱い人間でした。いくたびも失敗をしました。しかし、そのアブラハムを神は約束を守られ真実をこめて支えられます。彼はさまざまな試練ののちに神に全く信を置く人となり、神の友と呼ばれる人になりました。その総仕上げともいうべき出来事が創世記22章に出てきます。

 

アブラハムが100才になって、イサク(彼は笑うと言う意)を与えられました。アブラハムもサラももう大喜びで毎日、毎日、イサク、イサクで日が暮れる有様でしたでしょう。そのようなある日、神はアブラハムに、「あなたの子、愛しているひとり子イサクを全焼のいけにえとして、わたしに捧げなさい。」と命じます。アブラハムは心臓が止まるほど驚きます。「どうしてですか、代わりに私ではだめですか・・・」と一生分の訴え、惑いでその晩を過ごしました。彼はもうなにも分かりませんでした。しかし、神のお約束、「さあ、天を見上げなさい。星を数えることができるなら、それを数えなさい。あなたの子孫はこのようになる。」を信じきりました。

 

  モリヤの山上で彼はイサクを捧げました。それこそ信仰の勝利でした。神はひとり子さえ、神のために惜しまないアブラハムを祝されて言います。「あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受ける。あなたがわたしの声に聴き従ったからである。」 その祝福はあなたの信仰の上に今も約束されています! ヘブル人への手紙 12章1〜3節

 
2005.07.24(日)


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