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            しばしば、「我に聖霊を下したまえ。聖霊を満たしたまえ。」という祈りを耳にします。そのように祈る人はなんとなく信仰深くみえますが、聖書は信仰により御名に入るバプテスマに与ったときに、神からの賜物として聖霊をいただいていると宣言しています(使徒 2:38)。
            
             
              
            ですから、「あなたがたは、人を再び恐怖に陥れるような、奴隷の霊を受けたのではなく、子としてくださる御霊を受けたのです。私たちは御霊によって、『アバ、父。』と呼びます。」とパウロは強調しているのです。
            
             
             
            
             
            多くの神の子たちがどうして、聖霊の神のご臨在に気づいていないのでしょうかと悲しくなります。それはその人の罪性が聖霊を覆い隠しているからです。なんと神の聖霊は悲しんでいらっしゃることでありましょうか(エペソ 4:30)。
            
             
              
            私たちの祈りは、「聖霊を下したまえ。」ではなく、私たちの内に、すでにいらっしゃる聖霊の神に、「私のすべてをお委ねいたします。どうぞ、思う存分、私をお用いください。」と祈ることです。
            
             
             
            
             
            このシリーズを通して、神はあなたをご自分の宝、かけがえのないものとして愛してくださっておられることを学んできました。
            
             
              
            この最大の確信を得るためには、あなたのうちに聖霊の神がいらっしゃることを覚えていただくことです。朝、目覚めたときに覚えてください。仕事を始めるとき、また机に向かうとき覚えてください。一日を終えるとき覚えてください。
            
             
             
            
             
              
            そのとき、新たな力がわいてくるのを知ることができます。困難につきあたってもくじけることなく、解決の道を必ず見出します。人生の嵐の中でも、静かな神の港に憩う自分を見出します。
            
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