『神はあなたの友』
ヨハネ 14章18〜20節

声のメッセージ

 

「友だちが欲しかった。一人でもいいから欲しかった。」と書き遺し、みずからの命を絶った少年がいましたことを決して忘れることができません。周りの人たちがどうにかできなかったのかと今でも悔いが残ります。

  聖書の中にも孤独に悩まされた人が出てきます。創世記28章のヤコブ、列王記 T 18章のエリヤ、使徒の働き 18章のパウロなどです。

  私たちには親友がいないわけではありません。いたのですが、一度ならず裏切られたりして、失ったり、また、新しい友を得たりしているのです。あなたが心を許し、最高と思っていた友でさえ、思いもかけず、裏切られたり、失望させられたり、あなたから去っていったことが何度とありましたことでしょう。

  今日の聖書の箇所を見ますと、私たちが孤独だ、一人ぼっちだと泣くときも、神は「いいえ、わたしはあなたとともにいる。これからもあなたとともにい続ける。」と仰っておられ、その通り、ともにいてくださいますことを私自身、何回も体験させられています。

  キリストの神は、あなたのすべてをご存知の上で、わたしはあなたの友であると仰っておられます。たとい、私たちが真実ではなくとも、神は私たちに真実を尽くしておられますから。

  ヤコブ、エリヤ、パウロたちは神を見失ったとき孤独に陥ったのですが、一人ぼっちと思ったときに、すぐに神が親しく呼びかけてくださるお声を聞いて、立ち直っていったのです。

  キリストの神はあなたのかけがえのない友になろうと今、願っておられます。あなたの家族、親友があなたにしようとする以上のことを、神はあなたにされようとしているのです! このようなお方、イエス・キリスト様に親しくまみえることは、なんと幸せなことでありましょうか。

 
2005.06.05(日)


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