この前は�U　コリント　４：１６〜１７から、日々新たにされる、すなわち、神が私たちの成長を願い、日々、そのためにお働きになっておられることを教えられました。

さて、神様がお働きくださる成長とは、私たちが故意に邪魔をしない限り、実に多岐にわたる成長であって、何かの一部分だけではなく、いろいろなものが互いに関わりあいながら成長するバランスのとれた成長です。

ルカの福音書　２章５２節には少年イエスの成長のさまが描かれています。そこには知恵、身体、神との関係、人との関係と４要素があげられていますが、ここに神の望み給う人間成長のバランスを見ることができます。

　人との関係を豊かにする、すなわち、社会性を増すことは、案外難しいこともあります。それは他との関係を作ることは先ず、自分をありのままに見せる必要があるのですが、これで過去にいやな思い出を作ってしまったとしますと、心を閉ざし、警戒くせの強い人になってしまいます。

また、相手を理解することも、時には危険を伴うことすらありますから、気後れすることもありましょう。

しかし、イエス様を見上げてください。イエス様は神でありましたのに、汚れた人間の世界まで降りてきてくださいました。あなたのすべてをご存知の上で、あなたを赦し、受けいれてくださいました。このことを知るとき、あなたはすべての恐れから解放され、隣の人を愛するものへと変わり、「喜ぶ者と一緒に喜び、泣く者と一緒に泣く者」となります。

　あなたはどのように人々とかかわりを持っていくでしょうか。ぜひ、イエス様に祈り、お答えをいただいてください。結果は神にお委ねして、思いわずらうことなく、こころの安らぎを覚える日々を送ってください。