『神に愛されていることを知る』
ローマ人への手紙 12章2節

声のメッセージ

 

  先週は、「あなたは神様の宝です」という神様のお声を、ご一緒にお聴きしました。 ある人は、「そうだったのですか!」と喜んで受け入れます。また、神様はこんな私なんか見向きもしませんとつぶやく人もいましょう。

  テレビを視ていますと、よくまあと思うほどに、傲岸不遜の人がいますが、多くの人々は、それとは逆に、自分はだめだと思い込んでいるようです。

 若い時の不幸な経験で男性不信に陥っていた母親は、いつも一人息子に向かって、「お前はだめだ。」と言っていました。その少年は何かしようと思うと、決まって頭の中のテープレコーダーのスイッチが入って、「おまえには出来ない。」との声を聞きますので、何もしない男になってしまいました。

 その全く反対の例もあります。若くして進行性筋ジストロフィーをわずらう寝たきりの娘さんがいました。両親はいつも「また、子どもを与えられるとしたら、あなたをね!」と抱きしめていました。彼女にはいつも笑顔があります。

 私たちは両親や、周りの人のことばによって、いつのまにか、「自分はこのようなものだ。」と決めるようになります。そして否定的な言葉で育った人は、神様さえも自分を愛することはないと思っています。一方、慈しまれて育てられた人たちは、神様にも愛されていることをよく理解し、受け入れます。

 もし、あなたが自分はだめな人間だと考えてきたのでしたら、今まで、人の目によって自分を評価していたのを、神様の助けをいただいて、神様の目によって、自分を見るように、あなたの考え方を変えていただいてください。

 あなたのこれまでの人生がどうであろうと、神様はあなたを愛され、「わたしの宝」とおっしゃっておられます。すばらしいですね! この恵みを今日も口に出して感謝しましょう。

 
2005.04.17(日)


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