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『すべての民に好意をもたれた弟子たち』 新約聖書 使徒の働き 2章40〜47節
あの五旬節の日、エルサレムにはじめてイエス様の教会が誕生しました。ペテロたちは引き続き彼らにイエスの教えを教え続けました。言うまでもなくそのときはまだ、新約聖書はありませんでした。新約聖書が書かれたのは、それから約30年から60年後のことです。 使徒たちは、イエスをキリストと信じた者たち皆が、神のご性質をいただく者となれるように心をくだきました。その結果、エルサレムの教会には、すばらしい、「交わり」がかもし出されてきました。周囲の人たちは、それを見て、好意を抱き、日々、大勢の人が進んで、その輪の中に入ってきたのです。 今でも、キリスト教会の特徴は、「交わり」といえると思います。ただ、どうかしますと、交わりとは、いっしょにお食事をいただいたり、旅行をしたり、信者同士が仲良くなることと考えがちですが、それでは単なる趣味グループであって、教会における交わりとは、もっと、もっと大きなものです。 新約聖書において、コイノーニアということばが何回も使われていますが、一般に、ある集団の仲間となる、また、ものを共有するというように使われますが、聖書では、もっと大切なこととして、イエス・キリストに似た者となること、内在する聖霊の神の導きにより、日々生きること。イエス様のお創めになられた福音のわざに加わるといった深い意味があることが分かります。 交わりとは、イエスさまの仲立ちによって、私たちが神の子となる特権を与えられたことを感謝し、その関係を持続させることです。そうしますと、その結果として、人々の間に神の愛がはぐくまれ、次に善きわざが広がって行くのです。すなわち、パウロの言った、「喜ぶ者と共に喜び、泣く者といっしょに泣く。」ことができるようにうなるのです。 はるなキリストの教会の週報の第一面に、「2000年前に、イエス様が創始された、神の愛に満ちた教会を榛名に建てましょう。」とありますのは、榛名にある教会がそのような教会となれますようにという祈りがあるからです。 2004.05.23(日)
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