『神からのプレゼント、聖霊』 
新約聖書 使徒の働き 1章1〜8節

 マタイの福音書がおわりまして、これからは「使徒の働き」をご一緒に読んでまいりましょう。ここはイエス様の教会、すなわち、イエス様を救い主と信じる人たちの集まりですが、この集会がどのように誕生したか、そこに集まった人たちは、どのように生きたか。イエス様の教会がどのように世界中に広がっていったかを、使徒たちの働きを通して、見るわけですが、その背後にある聖霊の神のお働きを見落としてはなりません。
 イエスさまは弟子たちと最後の食卓をともにしながら、おっしゃいました。「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主はいつまでも、あなたがたと、ともにおられるためにです。」と。そして、イエスさまは続けて、「この助け主こそ聖霊の神である。」と解き明かしてくださいました。
 あのペンテコステの日、弟子たちの上に、お約束の聖霊が臨みました。これこそ、神の家族としていただいた証拠です。かつては、キリストから遠く離れ、約束の契約については他国人であり、この世にあって望みもなく、神もない私たちでした。 しかし、今では、キリスト・イエスの十字架の血によって近いものとされたのです。パウロはローマにあったキリスト教会に宛てた手紙で、あなたがたは、人を再び恐怖に陥れるような、奴隷の霊を受けたのではなく、子としてくださる御霊を受けたのです。私たちは御霊によって、「アバ。父。」と呼びますと、その嬉しさを表しています。
 イエスさまの教会創立の日、ペテロは大きな声で宣言しました。「悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、神からの賜物として聖霊をうけます。」  このペテロの叫びは今もあなたに向けられています。あなたもイエス様をあなたの救い主と信じ、受け入れることにより、神の子とされ、そのしるしとして神様からの贈り物をいただき、新しくされるのです。このすばらしいお招きを聴くために、ぜひ、はるなキリストの教会においでください。

2004.04.25(日)


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