『神からいただいているタラント』
新約聖書 マタイの福音書 25章14〜29節

 大好きな人より何かを頼まれたり、尊敬する教授より研究の継続を託されたとしますと、私たちはどんなに嬉しく、また、誇らしく思うことでしょうか。
 しかし、ペテロはそれ以上のことを明らかにします。第一の手紙 2章9節をご覧ください。「あなた方は、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。それは、あなた方を、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、あなたがたが宣べ伝えるためなのです。」 これは、主なる神が、御子イエスにより始められた人類の救いという大事業の続きを、あなたに託されたことを指しています。その託されたわざをどのように実現するかは、一人びとりみんな違います。それが、イエス様のなされたタラントのたとえ話と考えてください。主はおのおのに異なった賜物をくださっています。パウロは、教会をからだと各器官にたとえて、その働きを説明していますが、あなたが託されている賜物はなんでしょうか。それを見つけてください。第一に、これかなと思うことをやってみることです。第二に、それが楽しくやれた。第三に、主にご栄光が帰せた。この三つが満たされたとき、それがあなたに託されている賜物であるでしょう。私たちの託された務めを考えると、身震いするほどですが、「わたしは、あなたとともにいる。」とのお約束があることを信じて、お仕えいたしましょう。
2004.02.22(日)


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