シートカウル


ライダーが乗る部分、シートレールにつけられるカウルです。このカウルにシートがついて初めて人間が長時間運転するような姿勢に寄与することができます。俗に「あんこ抜き」といって、シートのクッション素材を自分で削ってしまうことがありますが、体重を支える表皮のやや硬い部分を削ってしまうと、中のやわらかい層が直接体重を支えることになってしまい、シート自体がつぶれやすくなり、結果として乗りにくくなります。もしあんこ抜きをしたいのならショップに任せるのが無難でしょう。
ZZRのシートカウルには後部座席の同乗者が足をかけるパッセンジャーステップ、手をかけて加速などに対応するためのグラブがあります。今回はとりあえずメインのカウル部分を作成。左右の幅を2枚のプラ板で、それに積層プラ板を張ったのち、ポリパテで表面を整形、ひたすらやすりで削りました。
今後、シート部分やリアウィンカーの別パーツ作成などを行います。(2004/8/8)


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