
本来こんなものはオートバイには存在しません。もともとオートバイというのは骨格に当たるフレームとそれに内包されるエンジン、ミッションなどの駆動系で構成されるので、その中にさらにフレームがあるということは普通ありません。
で、なんでこんなものをこしらえたのかというと、要するに左右のフレームを合わせるのに、かなり剛性の高いパーツで左右をマウントする必要があったということです。また、左右のフレームのほかにシートカウル、フューエルタンクなんぞもくっつきますので、「模型として」必要な、それらのパーツを固定するフレームを用意したわけであります。最初は自転車のフレームのようなパイプフレームで左右をつなぐことを考えたのですが、ピンキー用ということで厚みがあまりとれず、トラス構造なども作れなかったために、全体として強度が不足してしまいました。
そこで思い切って、プラ板の積層をメインに、上下左右のパーツをつなぐ○プラ棒を真鍮線と瞬間接着剤で固定したインナーフレームを用意しました。これにより大幅に剛性アップを図ることが出来ました。って論文調。てへ。
(2004/8/10)