
これは側面に見える、一般に「エンジン」と見られる部分の造形。実際にはこのあたりにはクラッチ、ドライブスプロケット、オイルタンクなどの二次減速機構がつまっております。実際に運動を生み出すピストンやクランクシャフト、コンロッドなどが収まるシリンダー部分、燃料を供給するキャブレターはZZRではカウリングに隠れて見えません(ムリに近づいてみれば見えるけれど、このスケールでは意味がないのでオミット)。
以前の更新で作っておいたメインチューブ、サブチューブを組み付けてあります。このチューブにカウリングがついていきます。左右でデザインが違うのがミソ。
造形は、まずベースとなるプラ板に対して、それぞれ造形したパーツを載せていきます。基本的に1mm厚のプラ板の積層を削ってパーツを作り、やすりで整形して、実機に似せて載せていきます。めんどくさいのは、3mm、5mm、8mmといった市販サイズではあわない直径の円柱ですが、やや細めのプラ棒に薄いプラ板を接着、巻きつけて直径を少しずつ変えて作ります。ちょっとドジすると表面が接着剤ででこぼこしますが、完全に乾燥してからやすりで仕上げれば問題ないです。