初めに。(2002/09/10)
MacOS X 10.2未満からMacOS X 10.2へアップグレードするには、インストーラーのインストール先を選択するウインドーの左下のOptionボタンをクリックする事で、次の3種類の方式を選択出来ます。
- Mac OS Xをアップグレード
古いバージョンのMac OS Xがアップグレードされます
(現在のユーザーや設定等をそのまま引き継ぐ上書きインストール)
- アーカイブおよびインストール
既存のシステムファイルは、"Previous System"という名前のフォルダに移され、新規にMac OS
Xがインストールされます。"Previous System"フォルダを使ってコンピュータを起動する事はできません
(このOptionでは、次の設定を選ぶ事ができます。)
ユーザーとネットワークの設定をそのまま残す
既存のユーザ、ホーム、ネットワークなどの設定が読込まれます。設定アシスタントは、スキップされます。
- 消去およびインストール
インストール先のディスクの内容は、完全に消去され、新規にMac OS Xがインストールされます。ディスク内のすべてのデータが消去されます
(いわゆるクリーンインストールです。)
以上、インストーラーより引用しました。
「Mac OS Xをアップグレード」と「アーカイブおよびインストール」には、幾つか注意する点がありましたので、それぞれについて書いておきたいと思います。
また、MacOS X 10.2に対応していないMySQLは、動作しないようです。(私の場合もインストール済のmysql-3.23.47は、MacOS
X 10.2で動作せず、私が参考にさせていただいたMarc
Liyanage - Software - Mac OS X Packages - MySQLのページでも、mysql-3.23.51.pkg.tar.gzとmysql-3.23.51-jaguar.pkg.tar.gzとパッケージも分けられています。)そのため、MacOS
X 10.2のインストールの前にMySQLのデータは、バックアップを取っておいて下さい。