へ
説
斎×月論序
H.N:
 左文字 しえ
サークル名:
 壺屋丹波(神野里美)
愛したジャンル:
   るろうに剣心
愛したカップリング:
   斎藤×月岡
愛した土地:
     浅  草
愛した過去:
  江戸時代末期
愛した傾向:
  渋好み(自称)
ウラ傾向:
  かなりなSM好き
愛したスタイル:
   大正デカダンス
愛したアイテム:
   カネコ服、着物
愛したタイプ:
   倣岸サディスト
愛したシチュエーション:
    精神的打擲
愛した文体(エッセイ):
    伊丹十三
愛した文体(小説):
     森茉莉
愛したミステリ:
   猫の舌に釘を打て
 当サイトを御覧になる前に、皆々様に、ぜひとも申し上げたき儀がございます。
 当サイトは、盲目的な愛しかたを良しとしない。対象すべてに、一抹の皮肉をもって微笑み、決して視野狭窄の見苦しさと、愛すべき純真一途を取り違えることのないように。おのれの単純さを美化すまい、というのがせめてもの望みなので。私がるろうに剣心を、愛するとすればそれはただ、触れるとぴりぴりする才気があるわけでもなく、人を畏怖せしめる鬼気ただようわけでもない、気楽なむかしの芝居――弁当を広げ、酒を飲みながら「待ってました。たっぷり!」などと掛け声をかけたり、野次ったり、幕間には芸者のように揃いの衣装に引き抜いて、並んだり、する気楽な泥くささの美を見るからだ。読者に有無を言わせる隙がある。そのことが、完成度を愛しはしても、パロディを書こうと思わせない他の作品と、るろ剣とを分ける要となる。
 その隙をこそ私は愛す。
 であるからして、多少の毒舌的表現はご寛恕を願います。また、少年ジャンプ・原作者とは一切関係ございません。
 お気に召すことを祈りつつ。
扉
戻
る
へ
愛した漫画:
    綺譚倶楽部