タナベさんのミニは、なんと日英自動車が輸入した最後の400台のMk-IIIのうちの1台。 1976年に新車で購入してから、30年近く大切に乗り続けているそうです。
外観はシンプルながらもとてもキレイに仕上がってます。 グリルカバーがカッコいい!
バンパー下でオレンジ色に光っているパーツは、パーキングランプだそうです。 日英自動車が、輸入したミニを車検に通すために、後から取り付けたパーツなのかもしれません。珍しいです。
リア周りは、ツインタンク、バックランプ埋め込み、車載消火器などなど、スッキリしていてレーシーな感じです。
車内はほぼオリジナルで、いかにもMK-IIIという感じです! センターメーターとタコメータのみのシンプルなダッシュ周りです。
あっ、クーラー発見(笑 快適そうです。
エンジンルームですが、ここが一番スゴイ! KADのツインカムヘッドが載ってます!
エンジン等の詳しいスペックは分かりませんが、きっとものすごく速いミニだと思います。
見た目はほぼオリジナルでシンプルなのに、こんなにスゴイエンジンが載ってるとは・・・、ツボを心得ていらっしゃいます(笑
最後に、右のシフトノブはタナベさんの自作。 アルミの丸棒を旋盤やフライスで加工して、サンドブラストでアルマイト加工したそうです。
こういうの簡単に作れちゃうなんて・・・。 やっぱり工具も技術がある人は、うらやましいです(笑 ちなみに、タナベさんのミニは、 「THE MINI 1978 (企画室ネコ刊)」 という本に載っているそうです。(企画室ネコは、現在のネコパブリッシングです。) もし、その本をお持ちの方は、ぜひ見てみてください。 僕は古本屋やヤフオクなどで、ずっと探しているんですが、なかなか発見できません(苦笑
LAST UPDATE 2005/07/07