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左耳が子供の時から中耳炎に罹っていたのですが、右耳も中耳炎になってしまいました。
しかも、両方とも「真珠腫性中耳炎」という、手術が必要な病気です。
(その後、右耳は「慢性中耳炎」という診断に変わりました。2003/12/28)

「真珠腫」というのは、中耳の部分に真珠様の老廃物(腫瘍ではない)が溜まり、
それが周りの骨を溶かしながら大きくなっていく、というある意味厄介な病気です。
中耳には、鼓膜で捕らえた音の振動を内耳にある聴覚神経に増幅して伝える耳小骨や、
顔面神経の一部である味覚神経が通っていて、真珠腫はこれらを溶かしたり、
さらに頭蓋骨に近いところの骨も、ゆっくりではありますが溶かしていきます。
症状が進むと、難聴や顔面神経麻痺、髄膜炎にもなりうる、恐ろしい病気でもあります。
また、鼓膜も穴があいた状態となり、手術で再生する必要があります。

今回の手術では、まず症状の進んでいる左耳の真珠腫を摘出し、鼓膜の再生と
耳小骨の再生を目的としましたが、耳小骨の再生はできなかったため、
再手術にて耳小骨を再生することになっています。
また、右耳も同様の目的で、まず真珠腫を摘出するための手術を行う予定です。
(右耳は真珠腫はなく、膿を取るだけの手術でした。2003/12/28)

以下は、その手術と入院時の日記を綴ったものです。

「第二回(右耳)」2003.12.28 up!


タイトル 入院期間
第一回(左耳) 2003.08.27〜2003.09.13
第二回(右耳)
2003.12.03〜2003.12.22

 
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