第三回 城主失格

(97.1.19)
(にゃぐ)
そういえばさ、お歯黒の由来って知ってる?  私は、江戸時代の女の人の場合を、何かの本で読んだんだけど、江戸時代って、未婚女性はお歯黒しないでしょ。結婚したらするでしょ。それは、夫の「あれ」を噛みきらないための、おまじないのようなものなんだそーだ。(本当かどうかは知らんぞ(^^;)) でだな、その理屈をごーいんに、大内義隆にあてはめてみると・・・。
(ぺら)
それは初耳。私はずっと、お歯黒って虫歯予防のためにしているんだと思っていた。(笑)もし、時代考証を完璧にして、お歯黒まで再現する時代劇があったら恐い。 大岡越前や銭形平次の奥さんがニッと笑うと歯が黒いの。ああ、それなら風間トオル義隆のお歯黒も見たいよう。(笑) やっぱり、大内さんのところは優雅だよね。う〜ん、住むんだったら大内のところがいい。(笑) 大内義興×陶興房っていうのも、細川俊之×夏八木勲で考えるといいよね。(これでは親子二代でカップルだわ〜。(笑)) 細川俊之の大内義興、落ち着いた中にもすごみがあってすげぇ好き。まだ義隆は奥さんのお腹の中にいるのね。大内義隆の少年時代ってのも、これから見られるのかな?
(Nara)
怖いもの見たさ。(爆)
(にゃぐ)
夏八木さんの受けって、びびっ!!とくるものがあるわっ!(*^^*) あ、そういえば、話はずれるが、「攻め」「受け」って、やおい界では「性別」と言うらしい(爆)。性別:攻め、性別:受け(笑)
(ぺら)
と、いうわけで前回の『毛利元就』。毛利氏はあまり世間になじみがないということで、NHKは毎回親切に登場人物の紹介のテロップを入れてくれているんだけれども、井上元兼の紹介が、昨日は「金にもの言わせる野心家」となっていた。(笑)「軍事担当の重臣」とか「外交担当の重臣」という説明の中で、一人だけ浮いているの〜。(笑) 前回までは「経済担当の重臣」だったんじゃなかったっけ?
(矢古女)
あの、説明的なテロップ、笑える(笑)。この人は誰、ってのが、いちいち書かれているの(笑)。しかしまあ、知名度がない、と自覚しているあたりは、いいよなあ。(おいおい)それに、せりふで説明されるより、ましかも知らん。
(三楽堂)
あれって、どうしても話についていけない人や、人物関係がこんがらかる人の要望でつけたのだろうけど。「経済担当」とか役職・身分を入れるならまだしも、人の性格までテロップいれるたぁ・・・。大体、見て分からないかねえ。井上元兼とか。別に親切なやつと誤解した視聴者がいたっていいと思うよ。後々、「実はとんでもない奴だった」とどんでん返しに遭ってサ。「大内義隆・男色家」とか入るのかねえ。(もうすぐ誕生)
(矢古女)
よくマンガ雑誌の連載ものであるような、登場人物紹介ふうにやってみるとか>テロップ。例えば、
松寿丸「のちの毛利元就。このドラマの主人公。孤独な少年時代を過ごす。」、杉の方「松寿丸の父・弘元の側室。松寿丸とは犬猿の仲。」、井上元兼「毛利家重臣。金にもの言わせる野心家。杉の方に惚れている。」、大内義隆「七ヶ国の守護。男色家。隆元を狙っている。」、ザビエル「宣教師。義隆の男色を諌めようとするが・・。(おっと、出てくるんかい、この人?)」 NHKも、そのノリなのかな? なんか、そんな気がして来た(おいおい(^^;))
(ぺら)
井上元兼、「おぬしもワルよのう・・」のお代官さまみたいだけれど、憎めない。(笑) 松寿丸を猿掛城から追い出したのも、元兼のせいってことにしちゃったみたいだよね。実際は井上元盛って人が松寿丸を追い出したんでしょう? 本当のところ、松寿丸追い出しに元兼は関係があったの?
(矢古女)
通説では、井上元盛が、領地を横領した、ってことになってますよね。この辺のことね、何度か話題になった住本さんのホームページでは、「井上元盛架空の人物説」が載ってるんですよね。(ただね、これは、松寿丸や杉さんと、井上元兼の間柄には、その時点で特に問題はなかったのでは、ということが、書いてありました)
[http://www.potato.or.jp/‾zhuben/]
[http://www.potato.or.jp/‾zhuben/mouri/]
(ぺら)
しかし、その説どおりだとすると、『毛利家文書』に載っている「福原広俊外十四名連署状」(元就が家督を継いだときに家臣団が忠誠を誓った文書)も作りものってことになっちゃうの?たしか、これにも井上元盛の署名は書いてあったような・・。
(矢古女)
よーするに、よくわかってないんじゃない?(笑)鶴ちゃんは、このドラマでの純然たる(?)悪役、という立場だしね。まあ、私は、ドラマなんだから、ちょっとやそっと、フィクションだろうが、事実と違おうが、構わないとも思うけど。(史実に忠実だ、なんて言わなければ(笑))だけど、「秀吉のことはいくら荒唐無稽でもいいが、元就のことは、しっかり考証してくれなければ困る」みたいなことが、どっかの本に書いてあったような気がしたなあ(^^;) ま、言いたいことは、わかるような気もするが・・・。ホームページと言えば、最近、毛利関係の、よく目につくようになりましたよね。市町村あげて、宣伝しているとか?(何を?(笑))
(ぺら)
鶴ちゃんの出始めのころ(郷ひろみや小林旭のモノマネとかをしていたころ)って覚えてる? 当時はずっと太っていて脂っこそうで、たしか、「抱かれたくない男」で上位に入っていたはず。あのころは、鶴ちゃんがこんなにいい俳優になるとは、想像もしていなかった。
(矢古女)
列車の中で、TVムック(だっけ?)の方の、『毛利元就』のガイド本を見てた。昔からの大河の配役のデータなんか、結構、楽しめました。で、『太平記』の、北条高時のこと、思い出した。あれ、良かった(笑)しかしさー、30年以上前に、片岡孝夫がやった森蘭丸、って、どんなんだったんだろう・・。
(ぺら)
そういえば、高橋由美子の五龍さんも、そうとうなはねっかえりになるらしいっていうよね。
(矢古女)
これで、新庄さんが、「ふつーの人」だったら、怒るぞ(笑)。五龍さんと新庄さんのケンカが見たい。
(ぺら)
それからやっぱり出ました、大河ドラマお決まりのセリフ「領民たちが安心して暮らせるために」。しかし、このセリフも森田剛くんの口から出れば、「そうそう、いい子だねえ」と頷いてしまう私だった。(笑)
(矢古女)
そういうせりふを入れないと、視聴者から苦情が来る、という、思い込みでもあるのかも知れませんね(笑)。いや、ホントに来るのかも・・(^^;) 好意的に見れば、森田くんは最初、素直にそう思っていたけど、そんなんガキの感傷だ、と鶴ちゃんにやられた、ということなのかな?(これのどこが、好意的?(笑))さて、相合さんと桂さんの、濡れ場(?)のとき。子供たちが、眠ってましたよね。で、月夜丸のいしいすぐる君は、ぐっすり眠っているふうでしたが、妹のお松ちゃん(だよね?)は、時々まばたきしてました(笑)(うっ、うっ、揚げ足とるつもりはなかったのだけど、ついついチェック してしまいました(涙))
(ぺら)
大内といえば、もう一方の尼子経久。この経久もさあ、けっこう天然パーマきついよね〜。(笑)大河ドラマのトレンドなのかもしれない。>天然パーマ。(しかし、去年の中尾勝家ほどヘンテコに感じないのは、私の柴田と尼子への思い入れの差によるものなのか、天パの縮れ具合の違いによるものなのか、演じる役者の違いによるものなのか、謎である・・。)
(怪異)
 でもねー、やっぱり松寿丸のお父さんが死んだときの回は『毛利の星』とでもタイトルして欲しかったわー(笑)「見よ、松寿丸、あれが毛利の星ぞ!」「父上っ、あの毛利の星に誓って松寿丸は頑張りますっ!☆彡」ってスポ根風にやってくれそうだし。最近星空を見上げる度に笑いがこみ上げてきましてねぇ。だって、「毛利の星」・・・(爆死)
(ぺら)
 毛利兄弟の雰囲気はいいですね〜。「独りぼっちにしないで下さい」言うところの森田くんが、私はいちばんよかった。
(Nara)
脚本家が意識して対比させたのかどうかわからないですが、毛利兄弟とか松寿丸と領民の子供の会話が純粋でほのぼのしていて心暖まりますよねぇ。^^それに比べて大人達の意地汚いことよ。(爆)
(ぺら)
そのとおり!(笑)できれば、森田剛くんの元就をもっと長く見たいもんだ。(富田靖子と結婚するくらいまでは、森田くんでもいけそうなんだけれどなあ。)
(矢古女)
ほのぼのとか、純粋とかは、さておき(おいおい)、井上鶴ちゃんの、「いくら絞り取ってもいいが、バレないようにやれ」とか、第一回の杉さんの、「どっちについても負けるなら、考える必要などないわっ!」とか言う、やたら現実的な言葉も、実は、気に入ってたりする(笑)来週、いよいよ杉さんと取っ組み合いするらしいね。


(元就)
本日の教訓。「芸能人は歯が命」。


われにかえる。