第十三回 戦乱の子誕生

(97.3.30放送分)
(三楽堂)
ダンカン、死体で登場。
(矢古女)
のっけに、ダンカン吉川元経の訃報でしたか。(結局、年齢はわからないままであった・・)
(三楽堂)
眠ってるのかと思った。瞼がぴくぴく動いているのだもの。蝋人形を使えばよかったかもなあ。うっ、ダンカンの蝋人形・・・。
(ぺら)
あ、ちょっとそれ、欲しいかも。(笑)
(にゃぐ)
手に入れてどうするっっっっ!!!!!!(爆)
(ぺら)
もちろん、着せ替え人形にして遊ぶのさ。ダンカンの着せ替え人形・・。(笑)
(矢古女)
真偽のほどは知らないけど、「眠っている」時は、瞬きしてないらしい。(だから、タヌキ寝入りを見分けられるとか)
(にゃぐ)
なるほどー! そうか、目を閉じていても、瞬きするもんなんだ(笑)。確かに、目を閉じたままじっとしてるのは、結構辛いな・・・。
(ぺら)
そういえば、吉川元経の死には触れていたが、松姫の死には触れていなかったような気が・・。たしか松姫は元経の後を追うかのように、1年後に死んじゃうはずなんだけれど。
(矢古女)
やっぱり、展開が速いよね。1523年っていうと、元就、27才になっているよね?
(三楽堂)
ついに登場したぜ、歴史館最大のスター(おかず)大内義隆(笑)。「貝合わせ」でおなごと戯れての登場はインパクト十分だった。きっと、全国の視聴者にもあれが「ばか殿」だ、ということがわかってもらえたに違いない。
(ぺら)
出てきた瞬間、一発で気に入ったぜ、大内義隆! いきなり、(さすがに顔を白塗りにはしていないけれど)志村ケンのバカ殿状態なんだもん。「ずるい手を使った侍女にはおしおきだ」なんて、もうバカ殿の王道を突っ走ってくれちゃって。(笑)
(三楽堂)
しかし、どうせなら貝合わせに汚い手を使った侍女のこらしめは、墨を顔に塗るよりも野球拳のほうがよかったのじゃないだろうか。
(矢古女)
風間トオルは軟弱そうでしたね。周囲にいた女の子たち、あれが男の子だったらすげーとは思ったが・・いずれ、そーゆーシーンも出てくるのかしらん。
(三楽堂)
まったく先週の凛々しさはどこへ行ってしまったやらすけべ大内。人間(いや、この場合、男がというべきだろうか)たった一週間で「すけべ」で「ばか」になってしまうのかなあ。(女性はもっと早かったりして・・・)
(にゃぐ)
いやぁ、風間トオルの大内、なんか可愛かったっすねぇ。あの可愛さは、男の子をコマすんじゃなくて、コマされる方みたい(笑)なかなか目の保養になったな(^^)
(ぺら)
うんうん! 受け受けしていたよね〜。陣内の陶隆房とならんだとしても、やっぱり風間のほうが受けっぽいよね〜。でも、顔がいいって得よねえ、バカでも軟弱でも許せちゃう。(笑)ダンカンが死んじゃって(しかし、開始そうそう死体姿になっててびっくり)楽しみが一つ減ったと思っていたら、またまた大きな楽しみができたわ。さあ、陣内陶隆房はいつ登場するんだ?(やはり、ここは若いころからの二人の交流をしっかり描いていただかなくては・・。)
(三楽堂)
母親東ちづるもナイスフォローの超・甘々。
(ぺら)
義隆のおバカの原因、ありゃ母親にあるんじゃないか? でも、たしかにあの義隆くんを見ていると、溺愛したくなる気持ちはわかる。
(にゃぐ)
しかも、お父さんに怒られているときの、視線をちょっと落として固まったような顔がまた、よかったっすねぇ。
(三楽堂)
そして、大内の未来の相手毛利隆元も誕生。はやかったなあ、あっという間に生まれてきたなあ。やはり「お湯かけて3分」だったかなあ。美伊の「ややができました」の報告に呆けたまま硬直してしまった元就。その反応に苛立った美伊が「里に帰るッ」と言うと、わざとらしく「うれしいうれしい」。しかし、男ってこういう時の反応、困るよなあ。歴史館には(表向き)子供持ってる男性がいないからなあ。うまく反応しないと女性は細かいところとか見ているからね。
(にゃぐ)
>困るのか(笑)。
(ぺら)
なんだか、経験者は語る、といった口ぶりだな。(そうだったのか・・。)
(にゃぐ)
(三楽堂)
隆元は少輔太郎と呼ばれるのですが、千代寿丸(だったっけ?)という幼名がつけられていましたね。やはり、親は鶴千代とか亀童丸とか○千代とか「長生き」を願って子供の名をつけてたのかな、当時の人は。生後間もないというのに、もう杉の方、久、藤野ら女どもにまわされて・・・あわれ隆元(涙)。
(矢古女)
千代寿丸というのは、広元さんの幼名ですよね。幸千代丸だと興元さん譲りになっちゃうし、本家じゃないから「幸」の字は使いにくいのだろうな。といって、松寿丸だと、小さいときのイメージが強くて、ちょっと紛らわしいし。(なんで私が、制作スタッフに成り代わり、解説しなければならないのだろう?(^^;))
(ぺら)
あ、やっぱりあれは創作の名前だったのね。「千代寿丸? はじめて聞いたぞ。」と不思議に思ったんだった。
(三楽堂)
家臣団のつきあげをおさえきれずに尼子に与することとなった元就。それにしても大内派は井上元兼だけになってしまって。渡辺勝も尼子経久の強引さに嫌気をさしながらも、しっかり桂に取り込まれてしまって。
(矢古女)
だんだん、橋ちゃんで違和感がなくなってきましたねえ。
(にゃぐ)
うんうん(^^) なくなってきた(^^)
(ぺら)
元就ってさあ、美伊さんの前で、よく泣くよねえ。あ、杉さんの前でもよく泣いているか。(笑)今回は胸に縋りついてまでいた。まあ、元就の場合は泣いたりぼやいたりしてもやるときはちゃんとやっているんだからいいとして、ただ単に泣き虫でグチグチ言う男は私は勘弁してほしいなあ。(笑)
(矢古女)
このごろ、登場人物に、ひげを貯えるのがはやっているようだ(笑)。先週の渡辺勝に続き、桂、それから大内義興もだったよね? 内藤興盛までが。元就がひげをはやすのも、時間の問題かな。尼子経久は、ひげはなかったよね?
(ぺら)
渡辺勝と桂広澄、さてはお揃いにしたのだな、と思っていたら、二人だけじゃないんだもん。立派な髭は戦国武将の必須アイテムだったっていうけれども、そのあたり、時代考証によるものなんだろうか?
(矢古女)
ところで、勝さん、尼子経久に興味を失ったのかな? 桂と仲間割れするんかいな。(やっぱ、ミリタリヲタク・・)
(ぺら)
経久を見限る理由が、もうミリタリヲタクそのものだったよね。(笑)「駆け引きの切れ味がなくなった」とか「今の経久は力づくなだけだ」とか。
(にゃぐ)
すぐるの髭の先が気になるんだよなぁ・・・。先が細くてちょっと上がってるよなぁ・・・。いや、だからどうってわけじゃぁ、ないんだけどさあ。
(ぺら)
榎木孝明は髭が似合うと思う。ただ、たしかにあの髭の先には問題があると思う。はじめて勝の髭を見たとたん感じたことだが、あえて黙っていたことに触れよう。先が細くてちょっと上がっている髭・・、そう、中尾勝家といっしょ(笑)。中尾彬りんが使っていた付け髭をさあ、榎木孝明が使っていたとしたら・・。あぅ、考えたらわくわくしてこないかっ!(笑)
(にゃぐ)
くるかいっ!!と思ったけど、よーく考えたら、ちょっとわくわくするような気がしないでもない・・・。
(三楽堂)
藤野も渡辺勝を本格的に意識しはじめてきたねえ。やはり、勝が誅殺される時に生き残る渡辺通の母親は藤野かあ(もうほぼ確信している)。だって子供がいそうもないものねえ、渡辺勝。で、藤野が通を守って身を隠すのかな。
(にゃぐ)
そうだねぇ。「男と同じ床に入ったことがない」ちうのを、やけに何度も強調してるもんねぇ。あれはいまに「男と同じ床に入る」ことになるための、伏線なのかもしれないねぇ・・・。あの年(って何才だか知らないけど)まで、「男と同じ床に入ったこと」がなくて、いきなりあんないい男と「同じ床に入っちゃう」とは、なんだかんだ言っても、ラッキーなやつよのう・・・。藤野・・・。
(ぺら)
きぁ〜〜〜、勝と藤野のラブシーンって見てみたいわっ!(笑)
(矢古女)
なお、蔵田のおじさんでしたか、沼田爆、鬼平(TV)のグルメ同心、「ねこ殿」が出てきたので、驚いたような、喜んだような(笑)。(もちろん、イメージは全然違ったけど)
(ぺら)
原作『山霧』によれば、蔵田の叔父・甥は元就の計略にひっかかって、仲間割れをしちゃうことになってるけれども、テレビではどうなるかな? 原作どおりだとすると、武田元繁に続くおバカってことになっちゃうかも。
(三楽堂)
そして幸松丸、ドラマの最初のほうでは元就と母親が話し込んでいる横でコミック読んでいたのに、いよいよ初陣にして死出の旅路に・・・。ちょっと早いけど、合掌。
(にゃぐ)
コミックかい!(爆)
(三楽堂)
次回予告で元就の首筋にあてた経久の刀が血塗られていたけど、いったい誰が犠牲に・・・?



(元就)
本日の教訓。男は髭だ!


われにかえる。