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著作権フリーの家紋の本はこれです。 『自由に使える家紋大図鑑』アークシステム編、グラフィック社 ISBN4-7661-0953-8 ←書店で注文する時に便利 ネットにもあるんでしょうけど、いろいろ見るにはやはり本が便利です。厳密性は ありませんが、ホームページで使用するには十分です。 自分はこの本と史料的に信用できる『寛政重修諸家譜・別巻 家紋』(こちらは流 用不可)を愛用しています。 ところで、みなさんの家の家紋はどんなものでしょうか? わたしは父方が丸に剣かたばみ、母方が丸に違い鷹の羽です。
>肖像画と地図 お答えいただきどうもありがとうございます。 家紋の著作権フリーのものってあるんですか? 地図に関しては自分もCD−ROMの現在地図を持っているので、なんとかそれを 取り込みたいと思います。 でも、三楽堂さんの言う通り、コンテンツがおもしろければ人は来ますよね。 つまり自分のとこはまだまだ発展途上だということです。 忙しい合間を縫って更新しているので、時間がないとなかなか改造したりできない のが辛いですね。 わたしも人の真似はしたくないので、オリジナリティには気をつけています。 でも、ここの「戦国X−FILE」には到底かないませんね。見事なセンスです。
肖像画。どうしてるんでしょうね。本の表紙とかは出版社の方に「これ使っていい ですか?」「OK」ですませちゃってますが。博物館でも「フラッシュ使わなけれ ば」と許可してくれるところもあります。家紋とかは著作権フリーのものを使用し てます。 いずれにせよ、他のページから持ってくるのはよくないと思います。とくにオリジ ナリティが認められるものは、ね。 あと、旧国名の地図ですか。あれば便利ですが、自分はむかし表組み(暴挙)でつ くってそれっきりです。あとは現在の地図(CD−ROMとか)から地名表示を消 して、レタッチで旧地名を合成したことはありますね。 サイト検索もしていないので、関連ホームページ情報は持ってません。 ま、画像もあれば楽しいですが、結局、コンテンツが面白ければリピーターも増え るんじゃないでしょうか? わたしにかぎっていえば、最近の方針は「通常の書店で手に入るような情報はわざ わざHPにしない」ということです。「○○という本を見てください」ですみます からね。
お久しぶりです。 ちと図々しい質問かもしれませんが、歴史の人物の肖像画をホームページに利用 する場合ってそこから持ってくるんでしょうか? よく他の人のホームページを 見ると載っているので。 ついでに日本の旧国名地図が載っているホームページって知りませんか? 検索してもでてこなかったので。
うーむ、泰山鳴動せず、ねずみもあらわれず、ですか。 なにか、関ヶ原で徳川家康に対して不信任案をつきつけた石田三成に、呼応しつつ も出戦しなかった上杉主従を思い起こさせますが・・・(笑) あ。でも家康と森では器が違うか(笑)
利休七哲は有名ですよね。 戦国時代ですと、一字名拝領が頭に浮かびますが、ちょっと多すぎですね。 快川とその弟子たちの門下ということになれば、稲葉一鉄・後陽成天皇・脇坂安治 ・山内忠義・直江兼続・・・ 筆統的3姉妹? 小野お通のお通流の書を学んだとされる淀殿・細川ガラシャ。 足利学校卒業生 初代校長・快元(北条氏綱のブレーン) 天海(家康のブレーン)、九山・涸撤(ともに直江兼続のブレーン)、元佶(鍋島 勝茂のブレーン)、九華(北条氏康のブレーン) あとは名前に「鬼」がつく人とか(笑)
あまりにもくだらない質問ですがお許しください。 信玄と政宗は法脈てきにみれば快川門下の叔父と甥みたいな関係で 義輝と家康も剣統的に見れば同じような関係ですよね。 このような関係で茶道でも華道でも絵でもいいんですけど何か十人二十人 といった単位で似たような関係ってないですか? なんとなく血縁や親戚以外で戦国義兄弟十人衆とか、戦国擬似一家二十人衆とか有ったら楽しいなと思ってしまったもので。例えばライバル同士が、何かの系列では 兄弟関係とか無いですかねぇ。
『本能寺の変』高柳光壽/著、学研M文庫 本能寺の変勃発から山崎合戦まで。ちょっと古いんだけど、高柳氏の著書はあまり 入手しやすいとはいえないので、買っておくといいかも。 『三方ヶ原の戦い』小和田哲男/著、学研M文庫 某国営放送御用学者(笑)の旧作の文庫化です。最近は局地戦説が優勢だけど、小 和田氏は信玄上洛説の論者。 『信長秀吉家康』秋山駿/著、学研M文庫 秋山駿著とあるけど、実際には聞き手(岳真也)とのインタビューっぽい内容で、 立ち読みで十分という気もするが・・・(爆) 『九州の戦国武将たち』吉永正春/著、海鳥社 うーむ。地方史をずっと描いて来た氏の最新作。大型書店ならばともかく、取寄せ 必至か(笑)!? 『3分でわかる戦国史』武光誠/著、ダイヤモンド社 「3分」とか「サルでもわかる」というタイトルのものは買わないッ これがいち ばん。戦国時代を3分でわかって欲しくない。立ち読みですまそう。 ※旧作の文庫化とお手軽本で時候同様、おさむい状況ですな、今回は。
米沢の上杉神社・稽照殿にある謙信像は俳優の山形勲にちょっと似てるとかいうコ メントがどっかに載ってたけど・・・ ちょっとおっさんバージョンでは・・・ 謙信に佐野史郎、信玄に小林稔侍。 ちなみに信玄はでっぷりした例の肖像画が有名で、あのイメージが一般的ですが、 ご存じの方もいらっしゃるようにあの肖像画は信玄を描いたものではないというの が学界ではほぼ認められてきています。 かわって弟信廉が描いたとされる信玄肖像画はこれだッという説を藤本正行氏が提 唱されています。吉川弘文館の『鎧をまとう人びと』の表紙になっています。 イメージ的にはちょっと若い徳川家康といったところでしょうか。
下の書き込みで、最後が抜けてしまいました。 >女性じゃないけど、舞の海(謙信)×武蔵丸(信玄)というのはどうでしょうか なんか、義経と弁慶を彷彿させるのものが。。。 ちなみに、ウチの家族は武蔵丸を「西郷さん」と呼んでます。 スミマセン・・・。 しょうもない、ツッコミねたでした(^^;)
>そういえば、角川映画『戦国自衛隊』の謙信は夏八木勲でした。信玄は、ハテ誰だ >ったっけ・・・パンフが実家にあるので確かめられない。 私も誰だったか憶えていないです。 しかし、最後が身もフタもない、死に方ではありませんでした? 千葉真一と一騎打ちをしてたら、拳銃で「バーン!」とやられてオシマイでしたよね。 ところで、私も謙信:信玄キャストを考えてみました。 加藤紀子:緒形拳 加藤は去年、何かのドラマで見た時、 「男だったら、好みの顔だったな」と思ったので、武将の格好させてみたい。 まあ、女性説の根拠として、 「5尺2寸で大柄とされてるのは、女性だったから」というのがあったので、 加藤も、そこそこに背が高いし。 緒形拳は、どっしり構えてつつ、ほくそ笑んだらコワそうだから。 (競馬なんかやってないで、また得体の知れない悪人をやってほしい。) 涼風真世:中尾彬 「るろうに剣心」が、好きだったから。 (しかし、あのアニメで斎藤一が薬屋さんに扮して登場したのには、だまされた) 涼風も、宝塚男役にしては、そこそこな大柄なので。 中尾彬は、見るからに悪そう・・・。 火野正平:川崎麻世 異色作にした場合です。 プレイボーイの火野のイメージを生かし、女ったらし謙信にします。 寵童とされていた小姓のほうが、女だった。 信玄は恐妻家にして、三条の方を悪妻で恐妻と設定します。 だから、物腰優しい高坂弾上に走った。 最後にマジメなキャストで、野村万斎:西田敏行
なるほど、親本が立風書房から発行され、そのあとで角川文庫に入ったのかもしれ ませんね。 そういえば、角川映画『戦国自衛隊』の謙信は夏八木勲でした。信玄は、ハテ誰だ ったっけ・・・パンフが実家にあるので確かめられない。 >神取忍と織田無道できまりですね・・・ どひゃあ(笑) セリフ少ないかも。ハァーッとかばっかりで(爆)。 女性じゃないけど、舞の海(謙信)×武蔵丸(信玄)というのはどうでしょうか 肉弾川中島! ※わたしも田舎というか、地方の本屋だいすき。郷土コーナーとかは必ず目を通し ますし、古書店めぐりも欠かしません。
>1971年発行 そんなに古い本だったとは。 私は8年ほど前に借りたんですが、その友人と一緒に古本屋でなく 普通の本屋に行ったときに彼が買っていたのでその頃出た本かと思って いました。 田舎の本屋はすごいですね。私の読んだのは角川文庫だったのですが 思い出してみると定価が300円ぐらいだったので、当時そんな安いの 在る訳ないですよね。 三楽堂さんやKUBOさんの書き込みがなかったら、デタラメ言ったみたいに なるところでした。 ところで、自分が謙信女性説で映画やドラマを作るとしたら 謙信が女性だとしたら、ごつい奴じゃなければ無理だろうということと 信玄のイメージが尊大な坊主と言うことで 神取忍と織田無道できまりですね・・・ 自分にはD級Vシネ程度の発想しかないようです。
>三楽堂さん そうそう、それです(^^;) 「信長が死ななかったら...」は「南海太閤記」 ですね。調べてみたら、私が買ったのは1977年でした。う〜ん23年も前じゃ。 道理で忘れてるはずだ(^^;) 私も昔は結構大河ドラマ見てたんですけど、謙信役ってあまり印象に残っ てないんですよねえ。
火打鎌さんのおっしゃっていた小説が収録されている本、わかりました。 『最後の隠密』小松左京/著、立風書房 1971年発行 収録作品:東海の島、竜虎抱擁、南海太閤記、ぬけ穴考、最後の隠密、 昔の女、まめつま、イッヒッヒ作戦、四月の十四日間 まあ、絶版でしょうけど(^^; 興味のある方、図書館か古書店で探してみられては? >どうしても、中井貴一さんと柴田恭平さんで、考えてしまいます(^^;) となると・・・ 中村錦之助×石原裕次郎 高橋幸二×石坂浩二 館ひろし×佐藤浩市 津川雅彦×榎木孝明(渡辺謙の代役) 抱擁・・・もう、やめとこ(^^;
久しぶりにのぞいたら懐かしい話題があがっていたので思わず書いてしまいま した(^^;) 小松左京の小説、私も昔読んだ記憶があります。読み終わったあと は思わず苦笑いしちゃいましたが...(^^;) あと、「信長が本能寺で死ななかったら」パターンの小説もあったと思います。 確か最後は信長は海外進出して、インド洋でイギリス艦隊と決戦するとかいう 結末だったと思います。(小説のタイトル忘れた...(^^;))
>わたしも謙信というと柴田恭兵か榎木孝明といった世代ですが、黒沢映画の『影武者』 >に出ていた清水なんとか(パンフが実家にいっちゃってるので確認できない)という >役者もわりあい雰囲気出てたように思います。 長尾もそう思いました。ちょこっとしか出てこなかったけどかっこいい 謙信のイメージがでてる人だなあってしみじみとしてたものです。 >謙信もそうですが、養子の景勝も美貌の小姓をそばにはべらせていて、夜に召した >ところ、女だったのがわかって、怒ったという逸話があります。信憑性は低いです 長尾はあまり本読んでないですが。なんか、昔の人の書いた話に出てくる 景勝のネタってこんなんばっかだったような気がします。 なぜか、最近の小説では書かれなくなったんですが。 おひさしぶりです。こういう話題しか出てくる機会がなくて・・・。
謙信女性説って、やはり八切氏が最初に提唱したんですかねえ・・・ 『戦国武将の墓相』(秋田書店)という本では、上杉謙信の墓(林泉寺)が大小連 なっているので、「母が子を抱いている」といった推理を展開しています。林泉寺 の説明では、小さいほうが元々の墓で、大きいほうは近代になって建立したという ことですが。 わたしも謙信というと柴田恭兵か榎木孝明といった世代ですが、黒沢映画の『影武者』 に出ていた清水なんとか(パンフが実家にいっちゃってるので確認できない)という 役者もわりあい雰囲気出てたように思います。 石原裕次郎と佐藤浩市は「うーむ・・・」 P.S. 今日の「名探偵コナン」(たまたま見ていたんだい!)の犯人はマタギだったんで すけど、名前が雑賀又三郎(笑)。 孫市と鉄砲又の組み合せだったってことに、気づいてくれたかな、全国のよい子たち!
私がハッキリと記憶にある武田軍と上杉軍は NHK大河「武田信玄」なもので、 どうしても、中井貴一さんと柴田恭平さんで、考えてしまいます(^^;) >三楽堂様 >以前、謙信が女性であるという設定の小説を考えたことがあります。 実は私もあります。 というか、「こうだったらおもしろいな」と思っただけなんですけど。 素性は長尾景虎の妹で、母親は景虎と同じ。 領内は晴景がダメ男で、放蕩にふけっているため、乱れに乱れていると設定します。 それを憂いた良心的な家臣達が、景虎の元に集結し、 晴景を攻めますが、その戦の最中に景虎は傷を受け、不具になる。 しかし、ダメ男を主人にしておいたら、国は滅ぶだけなので、 女ではあるものの、景虎に引けをとらない器量の妹を、’景虎’として国主にする。 そして、体が不自由になったものの、 本物の景虎も、裏でしっかり妹をサポート・・・なんて(^^;) しかし、こういうふう事を考えているだけじゃなくて 「自分で作ろう!」とした人達が、 脚本家になったりするのでしょうね。
>『四十七人の刺客』以来、池宮彰一郎の長編小説はほとん >ど読んでいます。 三楽堂さん以外にも池宮彰一郎さんファンはこちらにはいらっしゃるのでしょうね。 池宮彰一郎さんの脚本家時代の作品では、「大殺陣」のシナリオが刊行されています。 どこかのシナリオ全集に収録されていました。また池宮彰一郎さんの脚本家時代の作 品は結構ビデオになっています。必殺シリーズの第一作「必殺仕掛人」の第一話も書い ています。みなさんもそのような作品をご覧になっていかげですか。
ようこそ、戦国群像&小田原評定へ、火打鎌さん。 『竜虎抱擁』ですか・・・タイトルだけで敬遠しちゃいそうです。小松左京がそん なものを書いていたとは・・・有名どころか日本SF界の重鎮ですがな。 謙信もそうですが、養子の景勝も美貌の小姓をそばにはべらせていて、夜に召した ところ、女だったのがわかって、怒ったという逸話があります。信憑性は低いです けど。 ひとところ、山田風太郎の流行がありましたが、どっかの文庫で「八切止夫コレク ション」とか企画してくれないでしょうか・・・
はじめまして。 謙信女性説と言えば小松左京(結構有名らしい)と言う作家が 『竜虎抱擁』(だったかな)ってタイトルの小説を書いています。 私は借りて読んだのですが、笑ってしまいました。 謙信と信玄が恋に落ちて二人で織田徳川を倒すと言うのにはやられました。 また、この先生は八切先生の著作を参考にかいたといっていました。 もしかしたら八切先生は原案、原作なども手がけたほうがメジャーになったかも しれませんね。
謙信女性説といえば、八切止夫氏の名が浮かびます。 海外の文献に謙信(と思われる)が女性代名詞で出てくるとか、「大虫」 という夫人病で亡くなったとか、なかなかスリリングに読ませてくれま す。氏の著書は古書店で時々見かけますが、どこも再版の動きがありま せんねえ・・・ 「大虫」というのは『当代記』という史料に書かれている(活字本のほう で、原本は不明)のですが、これが夫人病の異称だと八切氏は指摘してい ます。ただ、氏が何を根拠に大虫イコール夫人病としているのかは不明で す。 ちなみに「大癪の虫」といわれた病気が昔はあったそうです。今で言うヒ ステリーに近く、「婦人が罹るが、まれに美男子も罹る」といったふざけ た記述も見られます。謙信の死因とされる「大虫」はこの「大癪の虫」の 誤記ではないか、というのがわたしの意見です。 一方で正室はおろか愛妾のひとりも置かなかったのは事実らしい。この点 がやはり上杉謙信最大の謎なんじゃないでしょうか。 謙信自身がその気がなかったり、宗教的理由から妻帯しなかった、という 説はそれなりにうなずけますが、周囲の家臣たちは進言しなかったのか。 それがわたしにとっては不思議でなりません。ちなみに謙信の後継者とな った景勝も子供をもったのは五十歳を超えてからなんですね。正室の子で はなく側室の腹ですが。 どうも上杉家というのは摩訶不思議な一族です。 しかし、謙信はどこか女性的なイメージがありますね。たしかに。 以前、謙信が女性であるという設定の小説を考えたことがあります。素性は信玄に 滅ぼされた諏訪家の勝ち気な姫で、おとなしい弟・諏訪虎王丸とともに越後に逃れ 長尾氏の庇護を受けるのですが、気弱な虎王丸よりも姫が適任ということで男装し て川中島へ出陣。愛憎なかばする信玄とあいまみえるというストーリーです。
’謙信・女性’説 これはもう、使い古された俗説ですよね。 にもかかわらず、帯に「謙信は女だった」と書かれていたために、 先日「淫の日本史」という本を立ち読みしましてしまいました。(^^;) タイトルがタイトルだけに、スッゴ〜ク恥ずかしかったです。 で、その本で挙げられてる、女性である証拠。 1.謙信の画で、かぶっている頭巾が女性用のもの。 2.死因とされてる病名の記録が、夫人病である。 3.毎月、10日間ほど、馬に乗らない時があった。 でも、結局 1は「特に女性用というわけではない」 2.も「別に夫人病のことを指していない」 3.本当かはっきりしない ということで、俗説であろうという結果でした。 でも、この設定でドラマを作ったら、おもしろいのではないか?と思いました。 「女性であるにもかかわらず、武将として生きなければならなかった」 というのは、大いなる心情ドラマを生むと思うのですが。 そこに、そんな事情は知るよしも無い、信長や信玄などと、渡り合ってゆく。 もちろん、恋愛などを絡めてはいけませんし、 最後まで女性であることを、周囲に悟られない設定にしないと、 安っぽくなってしまいますが。 ・・・でも、こんな内容では、謙信ファンの方には、怒られそうですね。
甘粕健という研究者が「基本的にコレクターである民間研究者の悪い面がでた」云々。 そんなことよりも新潟で甘粕というとウームと妄想してしまうわたしでした(笑)。 某国営放送の「その時歴史が動いた」では桶狭間の合戦(またもや)がとりあげら れていましたが、中島砦から善照寺砦に移動するのを今川勢に見つけられるおそれ があるから、「旗で擬装した」というのは・・・説得力に欠けるのではないかな。 それにしても、信長は毎度「桶狭間」「長篠」「本能寺」が取り上げられますが、 たまには「姉川」とか「金ケ崎」とか「蘭麝待切り取り」とか「馬揃え」とかを 取り上げればいいのに・・・。
考古学のほうは何やらにぎやかですね。先日出かけた歴博をはじめ各地の博物館で は展示品をひっこめたり、教科書は修正を検討したり、と。 しかし、当事者が民間の研究者だったことがショックです。相沢忠洋の『岩宿の発 見』を読んでも著者にイヂワルする最高学府の研究者たちのおぞましい姿が垣間見 えましたが、今回のゴッドハンド氏はいわば相沢氏の系譜(第一回相沢賞受賞)に 類する研究者です。学界からは「それみたことか」とよけいに民間の研究者をばか にしてかかるでしょう。 古代史では『東日流外三郡志』のような捏造疑惑もありますから、戦国史だってよ くよく吟味してかからなければいけませんねー。 あの有名な『武功夜話』でさえ偽書説(雑誌「歴史民俗学」No.15で特集している ので関心のある方は図書館などで閲覧してください)があります。 東日流も武功も同じ新○物○来社の出版なのでした。あまりあとさき考えずに本に しちゃってるところ、あるよなー(^^;
久しぶりです。最近、こられなくて自分の書き込みについてのレスも確認できません。過去ログも 2800番まで目を通したのですが。レスを書き込んでくださった方、返事を書かなくてすいません。 >ところで、ふと気づけば、もう大学3年生。そろそろ将来の事を考えるべき >なのですが、僕としてはやはり大学院に行こうと、高校生の頃から考えていた >のですね。そして親もそれについては応援してくれていたのです。ところが、 >ここ最近、急に親の考えが変化してみたいで、大学院へ行っても、今は就職が >難しいからと暗に進路の変更を要求してきたのです。そんなこんなで最近、どう >しようか?大学院行きたいんだけど・・・? 加賀宰相様 大学院にいきたいのならいくのがよいとおもいます。歴史をやるなら、大学院の修士課程を 修了して教員の専修免許状をとっておけば教員という道があります。今は社会人入試もある ので、数年会社に勤めて学費を稼いだ後社会人入試で受験すれば、自分で学費を払えます し、入試も楽です。また、有名大学院に入れれば、たいてい育英会の奨学金がかりられます。 博士課程まですすんで、すぐれた研究者とみなされるようになれば、日本学術振興会会員と いうみちもあります。博士号をもっていなくとも、月に二十数万もらえます。 これから、大学院がどんどん新設されて大学院にいく人の割合がふえるでしょうから、大学 院に入っても研究者にならず高度職業人になる人が増えていくのでしょう。日本では、何を言 うかよりも、誰が言ったかの方が重視されます。人をうまく使うようになるには、学歴で武装す ることも必要でしょう。そういう意味でも、大学院進学を勧めます。 とにかく、がんばってください。
歴博(千葉県佐倉)の企画展示「天下統一と城」に行ってきました。 本庄繁長の居城村上要害を中心とした慶長越後国郡絵図、安土城と城下 町のCG再現、Xファイルでもご紹介した落合左平次の「鳥居強右衛門 の旗」、各地の城からの出土品(武田氏館付近から出土した馬の骨とか)、 複製ですが上杉本洛中洛外図屏風や大坂冬・夏の陣図屏風もありました。 老眼鏡つき兜が笑えました。ちょっと見には変身ヒーローっぽいです。 会期は11月26日まで。ミュージアムショップでは各地の博物館・資 料館の図録も販売されています。
新聞でサッカーのJ2の順位表を見ていると、なんだか戦国群 雄の角逐を連想してしまいます。 大分(大友宗麟) 仙台(伊達政宗) 鳥栖(龍造寺隆信) 湘南(北条氏康) 水戸(佐竹義重) 新潟(上杉謙信) 山形(最上義光) 甲府(武田信玄) となると、J1は・・・ サンフレッチェは毛利元就、グランパスが織田信長、エスパ ルスが今川義元(蹴鞠なら強そう)、サンガが足利義輝? うーむ、なんかJ1よりJ2のほうが強そうな・・・
11月3日は砥石米山城祭りです。 今年は休耕田 に育てたお福米を、お守り袋に5000個詰めました。 どんな御利益があることやら!? 武田信玄の砥石崩れで有名な山城(長野県史跡)です。登山 する方AM8:00、昨年開通した「ふるさと農道」に集合して下さい。 ふるさと農道は通行止めとなります。 各所パーキングスペース用意してあります。 フリーマーケット、各種イベントあります。
今、ひそかな夢はジイさんになって自分で使える自由な時間が出来たら 大学院でも大学でも構わないから、史学部で戦国史研究をやりたい、と いうことです。もっと言えば、やはり自分なりに築いた研究成果を客観 的に判断して欲しいということでしょうか・・・ わたしは文学部出身です。高校のクラスでは、文学や考古学などそれぞ れ希望する進路が多彩だったのですが、ほとんど高校側の「ツブシがき かない」という理由を教師から衝かれ、他の学部へ変えてしまったクラ スメートが多かったのですが、何になりたいのかわからない先に就職云 々ということよりも好きなことを選んでよかったと今でも思っています。 本当にやりたいことは仕事にしなくても続けられるものです。そしてい つの日かそれが仕事にとってかわっているとも限りません。 一方、ご両親のご心配ももっともなことです。 学資を出してもらっているのならば「大学院を出てからどうするのか?」 について明確な目標(就職とはかぎらない)を説明すべきでしょう。 たとえそれが出来ない(わたしもそうでしたが)からといって、すぐに 就職したからといって、すぐに忘れられてしまう研究テーマなど、それ だけの重みしかなかった、と言えるでしょう。 わたしの恩師の受け売りですが「早々と自分に見切りをつけるな」とい うことでしょうか。
どうも、三楽堂さま。レスありがとうございました。やはり、大河の 『秀吉』は終盤がよくなかったですね。話の中心が秀吉の家庭生活に いってしまって、まさしくホームドラマ化してましたね。竹中サンは 実に秀吉役があっていたのでその辺が残念でなりません。 ところで、ふと気づけば、もう大学3年生。そろそろ将来の事を考えるべき なのですが、僕としてはやはり大学院に行こうと、高校生の頃から考えていた のですね。そして親もそれについては応援してくれていたのです。ところが、 ここ最近、急に親の考えが変化してみたいで、大学院へ行っても、今は就職が 難しいからと暗に進路の変更を要求してきたのです。そんなこんなで最近、どう しようか?大学院行きたいんだけど・・・?とか悩んで、今まで自分が大学で、 一生懸命に勉強してきたのは無駄だたのか・・・とか思って、以前は毎日、 マジメに通っていた(周りの友達からあきれられるほどでした)学校にも最近は 全然行かなくなりました。たまに行って友達に会うとみんなから顔が青白く なったなぁ?とか言われるようになりました。ハッキリ言って、真剣に落ち込ん でいます・・・(だから元気になりたいと秀吉にはまっているのですけど)。 どうしたらいいんでしょうか? すみません、何か変なことを書き込んでしまって・・。それでは、失礼いたし ます。
わかりませんが、「真田氏と上田城」は、好評につき、続編を考えている様です。 でも、遠方までどうかな? それは、池波正太郎記念館の企画のような気がします。 「講義だけで、もっと大勢の方に受講していただきたい」ってとこかな……。 でも大勢集まると、「バスを仕立てていきましょう!」という人が集まるかも(?) その際は、蓮華定院泊でしょう。信州の定宿とお聞きしています。 また、情報あったら、書き込みします。 久保先生からのお返事は、まだきません。あしからず。
>真田講座の続きとなると、高速バスかなんかで大坂と紀州の現地研修もあるんだろ >うか!?うひゃあ(^-^) 是非行ってみたんですよね。 紀州九度山蓮華定院。
お手を煩わせてしまい、申し訳ありません。 真田講座の続きとなると、高速バスかなんかで大坂と紀州の現地研修もあるんだろ うか!?うひゃあ(^-^) どうもありがとうございました。
でした。 久保先生、ずっと説明していて、お言付けを伝える時間がありませんでした。 最後にちょっと時間があって、並んで歩いたので、お尋ねしました。 同じ人かどうか、同じ名前の方は何人かいるので、即答できないとのこと。 プリントした物が欲しいとおっしゃられたので、この掲示板のコピーを お渡ししました。調べてお返事くださるそうです。 結果は、またお返事いただいたら、書き込みま〜す。 土、日の開催要望も伝えました。続きは、検討しているそうです。
秀吉の意図がどこにあったか、史料を読んでてもいまひとつピンときません。 大河ドラマもこの部分は扱いに困っているみたいですね。雑誌「諸君!」だったか に、「大河ドラマ『秀吉』は、朝鮮出兵をどう描くかで評価がきまる」とかいう記 事がありましたが、みごとにすかされました。 >日本史でないのにとか言われるのですが、好きな人物の本とかだと、どんなに高か >ろうが、無駄と思われようが手許に置いておきたいですよね? まさにそのとおり! ウチにもン万円の謙信本(限定250部)が鎮座ましましています。火事の時には 持って逃げなければ・・・ でも出世払いとかで前借りしてPC買ってもらう人は多いのに、本とかは少ないよ うですね。返済する頃には前者はほとんどガラクタになってますが、本は違います。 また電気製品などは先にいっても手に入れられますが、本の場合はその保証がない。 わたしもいまだに「再会」できぬ本がいっぱいあります。その中の一部はときどき 図書館で「面会」しますが、やはり気に入ったものはいつでも見られるように手元 に置きたいのです。 しかし、そういう自分も高額本を購入するようになったのは、ここ数年。初ボーナ スで五十万円もするPC一式を買い込むなどバカやってました。ゲーム機も買わな いようにしています。ゲームやってる時間が勿体無くて・・・ 携帯も使っていないし、車も持ってません・・・(貧乏?) 加賀宰相さんが卒業時にピリオドをうつつもりであれば、こうした本は図書館で借 りてすますほうがいいかもしれません。卒業後も関心を持ちつづけるのであれば、 必要なものは購入するべきでしょう。
>三楽堂さま 前回、僕の秀吉の晩年についての書き込みについてレス、ありがとう ございました。まさに三楽堂さまが仰られたように、現代人が今の視点から 結果のわかりきった歴史事実をあれこれ言うのはおかしいですよね。僕も同じ 意見です。一応、僕も史学科に籍を置いていますので(と言っても日本史では ないのですが・・・)、こういった考え方で半年先の卒論を書いていければ・・ と思ってます。秀吉の外征つながりの話なのですが、僕が高校生の時、日本史の 教師が、朝鮮出兵はまるきり秀吉の領土欲のためだったとか言ったのですね。でも 自分(一介の高校生でしたが)なりに考えてもどうも納得がいかなかったのを憶え てます。僕としては、どうしても秀吉が、宣教師を含めたヨーロッパに侵略される のを憂いて、先手を打つ意味で「わが国にはこれだけ武力があるぞ」として、 あれだけの大兵力を動員したと思うのです。もちろん、朝鮮の人達から見れば、 れっきとした侵略ですし、許されることではないと思います。でも、秀吉の外征 があったから日本はインカ帝国のようにはならなかったのでは・・・とかも思う わけです(まぁ、もちろんほかにもあるでしょうが)。 すみません、長々と書いてしまって・・・。ところで話は変りますが、最近、 欲しい本が増えて、お金が追いつかずピーピーあえいでます。戦国とは関係ないの ですが、前原一誠傳とか江藤新平遺稿集とか・・・。でもそれら合計でなんと 約6万円!貧乏学生が手を出せる代物じゃないです・・・。親に言うと、専攻が 日本史でないのにとか言われるのですが、好きな人物の本とかだと、どんなに高か ろうが、無駄と思われようが手許に置いておきたいですよね? 長々と駄文をすみませんでした。それでは失礼いたします。
池波正太郎の短編『角兵衛狂乱図』(だっけ?)に登場する樋口下総守の肖像って どこにあるんでしょう? 真田家臣・小山田氏の病の薬だと言って、自分の目玉を 抉り出す樋口下総(角兵衛)の画図を前々から見たいと思っていたのですが。 個人蔵だとか聞いたけど・・・ これは「真田太平記館」へお願いしたほうがいいのかな?
池波正太郎・真田太平記館からお知らせが届きました。 11月7日(火)14時30分〜15時30分 鬼平犯科帳、剣客商売、仕掛人・藤枝梅安のプロデューサーである 市川久夫氏が語ると言う触れのです。 オフ会の時に館長さんが言っていたのはこのことだったみたい。。。 でもやっぱり平日。 (T_T) 交流サロンで申し込みは先着60名。 無料だそうです。 行きたいけど、今回はちょっと無理そう。。。 話がちょっと変わって 池波正太郎・真田太平記館のHPもリニューアルされていました。 http://www.city.ueda.nagano.jp/shokoka/ikenami2/top.htm
遠方から来られる方には、土日がいいですよね。 しかし、会場は、土日が休館日。土日に使いたい時、サークルの代表者が、 金曜日にカギを借ります。(職員は出勤しない) 真田太平記館との連係がとれれば、楽しい企画になりそうですが………。 お役所仕事ですので、どうなりますか(苦笑) >三楽堂さん、向井佐平次さん 24日夜、この掲示板をみますので、それまでに追加質問があったら、 書き込んでおいてね。 講義の当日、朝は忙しいのでここに来られないと思う……^^;
『真田太平記読本』。 ずっと前にサザエさんとかの謎本が流行ったけど、池波作品は鬼平、梅安、剣客商 売の関連本はあるのに、『真田太平記』はない。 チョイ役も含めた全登場人物事典に全合戦、小道具、全城砦、全戦場、全舞台・・・ ついでに『獅子』も『信濃大名記』も『恩田木工』も真田モノぜーんぶ網羅したい ものだ! お江の原型なんかを『真田太平記』に先行する作品群に探るのも面白そう・・・
>次回はぜひ真田氏のその後(関ヶ原以後〜松代転封)を久保先生に講じていただき >たいですね。現地研修がたいへんそうだけど。そして、願わくは、土曜か日曜開催 >を・・・(ToT) その話乗った。 (^^;) 池波正太郎・真田太平記館のアンケートでも信之を取り上げてほしい旨と 松代市との交流を提案してきました。
掲示板のわたしの書き込みをお見せください。 ちなみに幸村と暇乞いした逸話は『真田史料集』(人物往来社)に収録されている 「左衛門佐君伝記稿」の巻2に武林雑話の引用として掲載されています。 次回はぜひ真田氏のその後(関ヶ原以後〜松代転封)を久保先生に講じていただき たいですね。現地研修がたいへんそうだけど。そして、願わくは、土曜か日曜開催 を・・・(ToT)
三楽堂様 お言付け確かに承りました。 ちょっと私には、難しいので、この掲示板をコピーして それを先生に見ていただきます。 ということで、いかがでしょうか………? 10/25の現地研修の報告とあわせて、また、書き込みします。 お任せください^^;
ことづけといわれると恐れ多いのですが。 われわれが参加した回で見たスライドの中に、新府城のものがありまし たね? あの新府城の普請を真田昌幸が担当したからなのですが、その相役に、 原隼人佑貞胤という人物がいました。これはスライドにも両名の名を刻 んだ新府城の標柱として紹介されていました。 この原隼人佑貞胤というのは、ひょっとして後年、越前松平家に仕え、 大坂の冬の陣和睦の間に幸村をたずねた原隼人のことなのかな、と。 ちょっと関心がわいたものですから。 逸話などでは幸村が自分の愛馬を原隼人に見せ、昌幸ゆずりの甲冑を息 子の大助に伝えてやれぬことを残念だと語る場面があるんですが・・・ 事実かどうかはわかりませんけど。 あ、こんな面倒なことすみません。その場の雰囲気でうっちゃといても 結構です。
大日本古文書 家わけ第十六『島津家文書之一・二・三』東京大学史料編纂所/編 守護から大名へという系譜をたどった薩摩藩主島津家有力武家の変遷を伝える一大 文書群。長く品切れとなっていた一〜三巻を復されました。島津ファン必携です。 日本史籍協会編の『新装版 島津久光公実紀一・二・三』も同時復刻です。 これで毛利・吉川・小早川、そして島津が復刻されました。残るは伊達と上杉・・・
10/25に最後の現地研修があります。(淋しいなぁ) 久保先生におことづけがありましたなら、お伺いしますが………。 直接、お手紙をさしあげても、あの先生のことですから 喜んでいろいろ教えて下さると思いますよ。 信州に爽やかな風が吹きはじめました。 クリスタルな信州に生まれかわれるのか、 県民のひとり一人の自覚にかかってくるでしょう。
(@o@)ぉぉ… 講義中、 みなさんのご先祖様も・・・ って連発させていた訳だ。
迂闊な話し。 手もとの歴史と旅別冊『戦国大名家臣団総覧』の真田氏の項を見て、久保浩美さん のお名前を見つけました。なんと先週、聴講させていただいた歴史講座「真田氏と 上田城」の先生ではありませんか。真田家臣団のこととか、質問すればよかった!