←西日暮里 田端駅 駒込→
 駅周辺は田端村の崖地だったところ。与楽寺、東覚寺、東雲寺など谷中七福神の寺院がある。
 田端村は田の端に開けた村落の意味と言われる。

谷中七福神
 江戸風俗総まくりに「谷中日暮里に春のあした七福神詣という事ありて今の天王寺の毘沙門天、護国院の大黒天、池之端の弁天、笠森脇の寿老人、田畑の恵比寿、西行庵の福禄寿、日暮里の布袋なり」とあります。
 吉祥天などの福神まいりは古くからあり、参拝人で賑わう門前には歓楽街もあり、参拝は行楽でもありました。
 谷中七福神は今の組み合わせが、江戸時代から限られていたわけではなく、大黒天、恵比寿は神田明神、清水観音堂、大黒天は経王寺、毘沙門天は谷中本通寺、弁財天は北町の養泉寺とする事もあった。
 歴史では最も古い七福神巡りといえます。

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