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文政元年(1818)の幕府評定所裁定の朱引の外、すなわち江戸の外であった。高台に大崎鎮守の居木神社があります。みわたす限りの農地で村落があるに過ぎなかった。

  • 居留木橋カボチャ
    • 居木神社を中心とした、桐ヶ谷から居木橋一帯の旧荏原郡大崎村(現在の品川区大崎)は、江戸時代以前から農業の盛んな地域でした。居留木橋カボチャは、江戸時代の始めに沢庵和尚が上方から種を取り寄せ、当地の名主・松原庄左衛門に栽培させたのが始まりという伝承があります。 海岸に近く気候温暖で、適地であったため、甘味のある良質のカボチャが早い時期からとれたことから有名になり、地名としては居木橋でしたが、居留木橋カボチャと呼ばれて親しまれました。

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