←鶯谷 日暮里駅 西日暮里→
 谷中本村と言われた日暮里駅周辺は、蔬菜類の輪作が盛んでした、なかでも、ショウガは谷中ショウガの由来になりました。いまでも谷中は江戸情緒を残す寺町です。
 日暮里は「花のころけふもあすかもあさっても あかぬ眺めに日ぐらしの里」と歌われ、谷中七福神の青雲寺は「ひぐらしの里」の中心だった。また、天王寺は感応寺と言われ、湯島天神、目黒不動と並んで江戸三富の1つだった。

◆ 団子
日暮里駅前には太田道灌像があり、鶯谷方向へしばらく行くと、善性寺の門前に江戸時代から続く団子屋があり、江戸の雰囲気を残しています。
◆ 谷中ショウガ
江戸時代、谷中で穫れるショウガはあまり辛くもなく、クリーム色の地下茎の節に赤味が入り美しく、スジも少なく味噌をつけて食べると、歯ざわりと風味が良く、江戸庶民の好んだ野菜の一つでした。
◆ 富士見坂
都内に有る富士見坂の中で、今でも唯一、富士山が見える坂です。(西日暮里三丁目)

home