継ぎ足し鉄塔(投稿作品)

(継ぎ足し鉄塔 豊島園線−5)
いといさんからいただきました。
次に、圏央道から関越道に向かい練馬インターへ。なぜかというと
ちょっと前から気になっていた鉄塔があるからです。
目白通りを谷原の交差点を越えてガスタンクを左に見る頃、上空を通過する送電線が
あります。まず左から右へ道路をまたぎ、さらに左に戻るのですが、
その戻った左側の鉄塔が変なのです。
最初見たときは、腕金の下から
広がり始めた鉄塔がいったんすぼまって再度広がっているように
見えました。今回改めてよく見ると、すぼまって見えたのは錯覚で、
中間部がストレートになっています。プレートには「豊島園線No.5」
とありました。
(いといさんのコメントより)
普通、鉄塔は地上に接している部分から、その塔頂部に至るまで、一次関数的あるいは変化率の大きい部分の二次関数的とでもいうべき形状をしています。簡単にいえば、すらりとしている、ということ(最初からそういえっつうの(笑))
ところが、見てください、この鉄塔を。
通常だったら、鋼材の間隔が土台部分は広く、塔頂部は狭くなっているという四角錐型でいい筈なんですが・・・。

(継ぎ足された鉄塔 と 元の?鉄塔)
で、よく観察するとストレートの中間部を後から継ぎ足したようにも
見える。隣の目白通り対岸に当たるNo.4も建て直されているようだ。
というわけで、画像を切り接いで見たところぴたりとつながる。
(写真右側は、左側の写真をを加工したもの)
ということで、確証はありませんが、これは「継ぎ足し鉄塔」であろうと
思われます。つまり、嵩上げするのに真ん中でちょんぎって中間を
継ぎ足したと。理由はわかりません。建て替えた方が早い気もしますが。
真相をご存じの方はいらっしゃいますでしょうか。
(いといさんのコメントより)
こりゃビックリです。
確かに、加工された写真を見ると「継ぎ足された」鉄塔という推測は、推測ではなく事実であると言ってしまえそう。
では、事実だとしたら、なぜそういうことになったのか。
・建て替えることが出来なかった
ということではないでしょうか。単純な理由ですが。
別の送電ルートがとれないとか、迂回用鉄塔の建設場所が確保できなかった、建設費が安く済むから、等々、トータルコストを考慮すると「継ぎ足し」が結論になる、と言えるのでは。
そういえば『飛び出したマヨネーズ』に登場する鉄塔も、元はちゃんとした(笑)四角錐鉄塔だったのかもしれません。
200010407
いといさん、ありがとうございました。
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