のっぽ化で交代(投稿作品)

(建て替え中です)
>>東京西部にある66KV送電線「国分寺線」では今、
>>周囲の建物の高層化に対応してでしょうか?
>>鉄塔の「のっぽ化」工事が進んでいます。
東京西部に住む 「にゃにゃにゃみ」さんからいただきました。
>>左が旧鉄塔、右が新鉄塔。
>>ずいぶん高さが違います。
>>錆だらけで疲れた感じの爺ちゃん鉄塔と
>>ピカピカでやる気満々の新人のっぽ鉄塔。
>>すごい冬晴れの日でした。
電力業界にとって、需要の増加に対応するためには送電電力を増強することが必要です。そのためには、手っ取り早く言えば「送電電圧を上げる」「送電線を太くする」というような方法をとるのではないかと思います。
実際にそういう手段をとるということは、法律とのからみもあって、単純に送電線を取り替えれば済むというものではありません。絶縁距離の確保、碍子の大型化、送電線弛み量の確保など、いくつものハードルがあります
あらかじめ回線を追加出来るように腕金をつけておいた場合は別ですが。(おそらく)
この鉄塔のある場所は、変電所あるいは、地中送電への入り口ではないでしょうか?
腕金から真下に伸びた送電線がきらきらと光って見えます。
上記のような理由があって、鉄塔自体を建て替える必要が生じたのでしょう。小さな鉄塔の腕金の付き方は味が出ていてもったいない気がしますけど、それはそれ、これはこれです。

(別方向から見ると)
工事や作業中の鉄塔には、鉄塔本体以外に作業用ケーブルや足場などがあります。
僕なんかは、それだけでもワクワクしてきてしまいます。
それ自体をどうやって取り付けて、どういうタイミングで取り外していくのでしょうか?

(架け替え中の送電線)
>>高圧電線はガイドのワイヤー?から滑車のようなもので
>>新しい高さにまで引き上げられます。
僕はこの状態を初めて見ました。
街中ではヘリコプターを飛ばすわけにはいきませんし(笑)
以前、作業中の関係者に聞いたところでは、こういう工事で一番怖いのが周囲の建物や人に対して危害を加えてしまうことだそうです。慎重にしかも確実に。そして安全に、ということですね。
「にゃにゃにゃなみ」さん、ありがとうございました。
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