肩パットの麗人・2
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見上げると
(くびれ加減が・北葛飾線−14)

 引き続き、「肩パットの麗人」

 4本の足のうちの一本の根元から、てっぺんを見上げたショットです。
 塔の真ん中あたりで角度を少し急にしているのがわかります。このくびれ加減がいいですねぇ(笑)。

 ちょっと脇道にそれましたが・・・。
 この麗人をひっそりと守っているアイテムを2つ見つけました。
千葉県野田市にて

ひがしでん
(麗人の四方を守るもの)

 ひとつめは「ひがしでん」(笑)です。
 この赤い杭が、麗人鉄塔の4方向に差し込まれています。(とはいっても、確認できたのは2本だけでしたが) この杭が囲んでいる敷地には、邪悪なものを立ち入らせないぞ・・・と目を光らせているに違いありません。
 本来はこの敷地内では、農作物などを作ってはいけないのでしょうが、この鉄塔の周りには農地があり、一部が食い込んでいます。まあ、そこらへんは大目に見ているのでしょう。

航空照明用点滅器

プレート
(守り神)

 もうひとつがこれ。
 「航空照明用点滅器」というプレートが掲げられた装置です。
 夜の鉄塔のてっぺんで点滅している赤い光を見たことがあると思います。それを制御しているのがこの装置なのです。緑のフェンスに囲まれています。
 鉄塔の高さが60mを越えるものには、こういう赤い光の点滅が義務付けられているのです。何のためかというと、
 「夜間、飛行機やヘリコプターなどが鉄塔にぶつからないように」
 といったところなのでしょう。

 せっかく美しい姿を保っているのに、無粋な飛行機にぶつけられてしまっては、目も当てられませんから。

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