お化粧の乗りが

(小松川線−89)
遠くから見ると、非常に鮮やかな赤と白の塗装です。まるで「ペンキ塗りたて」みたい。最初は、そう思いました・・・。
しかしながら、そばに近づいてみると状況が変わります。鉄柱に塗られている塗料は所々脱落しており、残る部分の鮮やかな色彩との対比が「無残」という印象を残します。
赤白の塗装鉄塔が、どのような頻度・期間で塗り直されるのかは知りませんが、何も言わず送電線を支えている鉄塔が、少しかわいそうになりました。もっとも、私はなぜ「赤白」に塗られているのかわかっていないので、遠くから見て色がわかればいい、という程度の重要度なのかもしれません。
千葉県松戸市にて

(赤・白そして青)
久々の「見上げショット」(笑)です。よく見ると、所々、塗装のはがれが見えます。
あまり見たくはありませんが、最後にこれを。

(まるで、かさぶたを剥がしたようだ)
追記:
紅白塗装がなされている理由を教えてもらいました。
『航空法』によって、高さ60mを越える鉄塔は『昼間航空障害標識』ということで、原則として『紅白7段の塗装』をすることになっているそうです。(ちなみに「紅白紅白紅白紅」と塗られる)
そして、夜間は『航空障害灯』が点灯点滅するようになっています。さらに、150mを越える場合は『高光度航空障害灯』というフラッシュするものになるそうです。
(快く教えていただいたLINEMANさん、ありがとうございました)