忍者鉄塔
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環七沿いの忍者鉄塔 プレート
(環七沿いの忍者鉄塔)

 京成電鉄の線路が京成高砂駅を出て、中川の鉄橋を渡り、京成青砥駅に至る直前に、環状七号線を越えます。
 この鉄塔はそのすぐ近くにある鉄塔。
 鉄塔本体部分はクリーム色に塗装された環境調和型。
 東京都葛飾区では少数派ではありますが、わりと見かけるパターンです。
 しかし、腕金の配置が上から2段分と、最下段の間で間隔が違っています。これは『向日葵も見上げる塔』で紹介している腕金配置とほとんど同じです。ただ、この鉄塔の前後は送電線の配置が変化しているわけではなく、わざわざ配置の間隔を変化させる必要性があったのかどうかは・・・?
東京都葛飾区にて

腕金部の拡大
(腕金部の拡大)

 なんだか美しくありません。
 鉄塔の主柱の周りにある細い管状のものが鬱陶しく感じます。写真に撮ったときは、そんなことに気が付かなかったのですが、あらためて見てみると。(こりゃぁ、今の僕の苛立っている気持ちの裏返しなのかもしれませんが(笑))
 そういえば、主柱の太さが、腕金に対して細いような気もする。腕金が取り付けられている部分では、腕金の鋼材と主柱の太さが同じくらいですね。大丈夫なのかな。

忍者の証し
(忍者の証し)

 なぜ、この鉄塔が『忍者鉄塔』なのかといえば・・・、これだからです。
 (ここまで見てくれた人、ありがとう(笑))

 「奥戸線9−1」を東京電力ではどう読むのかというと、「奥戸線9の1」となるんですね。
 9の1・・・くのいち。
 そういうわけなんですよ。忍者は忍者でも女だったんです。
 だから、主柱が細身なのもうなずけます。
 まとっている管状のものは、鎖帷子(くさりかたびら)だったりして。
20010204

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