秋葉原も人の街

(万世橋十字路の風景)
僕は、秋葉原の電気街を歩くときは、カメラを仕舞ってしまうのです。
人が多くて、手に持っていても、首にぶら下げていても、他の人にぶつかったりして迷惑になりそうだから。それに、あまりネタになりそうな物件も見つけられそうにないし。
(これは僕がいつも秋葉原をうろうろしていて、ネタを仕入れる意欲を失っているからでもありますが)
ここ、万世橋交差点は、ここから先がまさしく電気街、という場所でしょう。もちろん、この手前にも店舗はありますけど。
日曜日の歩行者天国。
信号待ちをしていたら、目の前に、40歳後半と二十歳過ぎと思われる郵便配達員が自転車に乗って、同じく信号待ちをしているのに気がつきました。
カメラを仕舞う前に、一枚撮ってみました。
東京都千代田区にて

(もう一人の登場)
最初の一枚を撮って、さぁカメラを仕舞おうか、と思っていたら、どこからともなく青年が紙切れを持って若い郵便配達員に声をかけました。
どうやら道を聞いているようです。

(そしてポルシェも)
若い郵便配達員は、ちょっと分からないようです。
そこで、年輩の郵便配達員が助っ人に。
そして、黄色いポルシェも仲間入り。(これはウソです。勝手にフレームインしてしまっただけ(笑) 結局、この3人だけが写っている写真を撮ることができませんでした)
僕は、この光景を見ていて、なんだかホンワカとした気分を味わっていました。
秋葉原といえども、やはり人の街。
サイバーな(死語)街も、人間が主役であることは言うまでもないことなのです。