走り出せ!中央線
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こんなところで中央線
(こんなところで中央線)


 以前、国鉄(JRになってからだったか?)が貨車(もっぱら「ワム8000形」だったと思う)を払い下げるということがありました。今でもやっているのでしょうか?
 この物件。どういうわけか中央線です。いわゆる国電車両を払い下げていたとは知りませんでした。

 ここは、千葉県の北西部、野田市内。中央線がここまで延びているという話は聞いていません(笑)。どうやって、ここまで来たのでしょう。車両の向こう側に見える建物は「野田市消防署北分署」です。ただ、この車両と消防署は関係ないようです。
 よく見ると(といってもこの写真では見にくいのですが)、両開きのドアに取っ手が追加されていたり、内部では炊事できるようになっていたりと、だいぶ改造を受けているみたいです。
千葉県野田市にて

二度と走ることはない
(二度と走ることはない中央線)


 この位置からだと、元々の車両はパンタグラフもなくエアコンもついていないことが判ります。動力車ではないということは、分解や運搬にかかるコストが少なくて済むということでしょう。そして、相当古いということも。
 貨車の場合と比べて、もともとガラス窓があったり、扉が多くついていたりするので、場所さえ許せばこちらのほうが使い勝手がいいはずです。
 でもね、こういう使われ方をするより、いっそのこと跡形もなく分解されてしまったほうが。

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