海原の終わり

(二つの風景)
これは何か?
利用したことがある人は、すぐに気がつくのですが、そうでない人にとってはなんだかわからないかもしれませんね。
解体中のお風呂屋さんです。
私が今住んでいるところから2番目に近いお風呂屋さんで、小さい頃に2回くらい利用した記憶があります。あれから大分経ってしまいましたが、再び出会ったときには見るも無残な姿となっていました。
わかる人には懐かしい、この二つの風景ともお別れです。
千葉県松戸市にて

(青空の下の海原)
向かって右側の海原です。
記憶にある浴槽とは裏腹に、あまりにも小さく、安っぽい感じです。
解体途中なので、シートや廃材がそこら中に散らばり重なっていて、近づくのに苦労しました。この写真の手前側は、既に解体が進んでいて、タイルも大分剥がされています。
青空の下で見る「青空の下の海原の画」。なんだか、鼻の奥がつーんと来るなぁ。

(もはや利用することができない脱衣所)
脱衣所付近は近づけなかったので、少し離れたところから写真を撮りました。
左側の方は上部が傾いており、こちら側に倒れてきそうな雰囲気です。
右側のトイレの入り口の手前には、解体直前に公開されていた近くの映画館のポスターがそのままの状態で残っていました。
この項続く・・・