山岳紀行 三伏峠から小河内岳 春 2002年3月下旬 | |||||||||||||||||||||||||||||
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1. 入山二日目、塩川から三伏峠への稜線を登る。中腹辺りまでは比較的快調に進むものの、 次第に雪は深まり、天候の悪化、疲労の蓄積も相俟って、歩みは益々遅くなっていく。 予定より数時間遅れ、午後三時頃、峠に到着。小屋はほぼ雪に覆われた状態で壁の一部が かろうじて露出している程度。降雪の中、テントを設営、氷を体から落とし、休息する。 翌朝、既に天候は回復していた。薄く空にたなびく雲の向こうを、朝日が登って行く。 |
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2. 峠の突端近く、崩壊地のすぐ際で、印象的なダケカンバが、一本立っていた。 |
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3.その日、三伏山で遊ぶ。昨年と一昨年の春の山行時とは違って、気候は平年並に穏やかで、 肌から刺し入るような強烈な寒風もなく、快適な稜線歩きを楽しむ。ということは勿論、ダンゴ雪と 突然の大陥没に悩まされることでもあったが。 三伏山への登りの途中、美しい雪の造形に何度か遭遇した。 |
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5. 翌日は、休息日にあてる。朝、南部の山々の上を飛行機雲が蒼穹を画し、階調のある風景を描いていた。 | |||||||||||||||||||||||||||||
4.夕刻、キャンプ地に戻ると、南の方から移動してきた雲が周辺を覆いはじめ、興味深い情景を演出していった。 塩見岳も、昼とは異なった、その独特な力溢れる姿を表わした。 |
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6. 午前の鮮やかな光線を背に受け、針葉樹が凛然と立ち並ぶ。 その日の午後から天候は悪化に向かい、回復したのは、翌日の日没後だった。 |
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続く | |||||||||||||||||||||||||||||
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