Sjo:historiska Museet | 海洋歴史博物館 | 訪問日:2004.10.09 |
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料金:大人50SEK、学生40SEK | ||
開館時間:10:00〜17:00 | ||
スウェーデン語、一部英語の解説あり | ||
弧の形を白い建物で一連の博物館群の中で一番市中心寄りにある。 外には実際に使われていた錨や灯台などがぽつぽつと並んでいる。 裏には、多くの砲台が放置されている。 中は、基本的に模型が中心。 1階(スウェーデン流ではBV) 正面奥には切り取った本物の船尾が飾られているがかなり大きく、模型でないと展示しきれないのだろう。 また、2階(瑞流では1tr) にある船室の解説に、持ってきた時シラミの死骸が大量に出てきました、と書いてあったので、保存の問題とかも有るのだと思う。 1階(瑞流ではBV) はこれまでのスウェーデン海軍の軍艦、2階(瑞流では1tr) は主な商船や漁船、海洋にまつわる歴史や人物の紹介となっている。 模型好き、あるいは船好きにはかなり楽しめるが、そうでない場合はちょっと退屈かも。 図書館が併設されていて充実しているようなので、コンセプトが専門家あるいはマニア向けになっているのかも知れない。 その割に、結構子供が走り回っていた。 |
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![]() Sjo:historiska Museet と前庭 ![]() 裏の砲台 |
Tekniska Museet | 技術博物館 | 訪問日:2004.10.10 |
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料金:大人60SEK、学生30SEK | ||
開館時間:(月〜金)10:00〜17:00 (水)10:00〜20:00 (土日)11:00〜17:00 | ||
スウェーデン語、英語、ドイツ語の解説 | ||
前日も当日も、子供連れの若い家族が続々とバスを降りてこの博物館に入っていっていた。 後から気付いたが、触ってはいけないものは触れないようになっているか、ひっそりと触ってはいけませんと書いてあり(効果があるかどうか判らない)、逆に言うとそれ以外のものは触っても良いらしい。 で、触っていけないものはほとんど無く、基本的に本物が飾られているので、それだけでも凄いし、子供を安心して入館させられる様になっている。 手前の2部屋には、電話、蒸気機関、エンジン、ロケット、自転車などが初期から最近のものまで展示してあり、動作機構がよく判るようになっているものの、詳しい説明が無く残念。 その先のロボット、視覚効果は、一通りの説明があるし、どれも体験型になっているので、子供にも大人にも人気。 さらにその奥にはトイテックなるものがあるようだが、ここまで奥に行くほど子供はしゃぎ回る率が高まっており、トイテックに至ってはおそらくえらいことになっていると予想し、断念する。 それに比べ、2階(スウェーデン流では1tr) は非常にひっそりとしているがなかなか渋く、掃除機の歴史では電気を使わない初期型掃除機と、勝手に掃除してくれる掃除機ロボットが体験できるようになっていた。 電気を使わない掃除機は、話を聞いていたときはどんなものかと思っていたが、これは果たして掃除機なのか? 掃除に使うから掃除機か。 でも掃く方が早くて綺麗になりそう。 掃除ロボットは内部機構をこれでもかというくらい展示してあり、よっぽど見せたいのだろう。 地下は模擬鉱山となっており、人形が採掘していたりして、他と毛色が違うものの、かなり精巧に出来ていた。 他に比べて説明も結構細かく、でも非常に専門的な技術を、さらっと「新しい技術である○○を導入しました」なんて書いても、絶対一般人には理解できないと思う。 その先は鉄の歴史や用途が展示してあり「鉄は国家なり」という感じ。 おそらく、地下部分は製鉄会社か鉱山会社がスポンサーなのでしょう。 荷物はチケット売り場右奥のロッカールームに (預かり金5SEK、扉の内側の鍵の機構部の上に入れて鍵を閉める)。 写真は特別ルールと書いてあるが、詳細は不明。 ロッカールームに無料トイレ。 併設の通信博物館が見あたらなかったのだが....????どこ? |
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![]() Tekniska Museet |
Etnorgrafiska Museet | 民族博物館 | 訪問日:2004.10.10 |
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料金:大人50SEK、学生設定無 | ||
開館時間:10:00〜17:00 (水)10:00〜20:00 | ||
スウェーデン語の解説、英語は壁にファイルが置いてある | ||
一連の博物館群の中で、カクネスタワー寄り。 レストランの扉が解放されているので、時々良いにおいが空腹を直撃する。 行った日は発表会のような事をやっていて、出入り口が非常に混雑していた。 展示解説はスウェーデン語のみだが、英訳が各部屋やブースの入り口脇に置いてあり、借りることが出来る。 でも、館内は結構暗いので、ちょっと読みにくい。 解説と見比べて展示を見ていくとかなりの時間を取られるが、解説を無視すると今一つよく判らない。 それは、各地域の(スウェーデン人から見て)興味深げなものを並べているだけだからかも知れない。 2階(スウェーデン流では1tr) の一部に、サーメ人の(昔の?)暮らしの紹介があって、そこでは熊や鮭の皮を客が触ることが出来るようになっていたりするなど、良くできた展示だった。 |
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![]() Etnorgrafiska Museet |
Kakna:stornet | カクネスタワー | 訪問日:2004.10.09 |
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料金:大人30SEK、学生設定無 | ||
開館時間:(5月〜10月)10:00〜22:00、(9月〜4月)10:00〜21:00 | ||
日本語のパンフレットがあるらしい | ||
69番バスで Kakna:stornet バス停下車。 地下鉄駅や例えば Vasamuseet 辺りから歩くのはかなり遠いような気がする。 Kakna:stornet バス停を降りても、目の前にはなく、道しるべは山道みたいな未舗装坂道を指しているので、それに沿って岩山を登っていくと、駐車場にたどり着く。 入り口表示は無く、電波関係の会社の標識が目立つが、突き出た壁の間から入っていくと受付に。 レストランのメニューが目印。 チケット売り場でパンフレットを貰い損ねたので、日本語版があるかどうかは未確認。 エレベータで30階(瑞典方式で) が展望台。 市街を非常に良く見渡せ、ストックホルム全体のイメージを掴みやすかった。 でも、市中心からはちょっと遠いので、Gamla Stan とかは小さめ。 夕方に行ったので、ちょうど市中心方向に夕日があり、眩しいのが残念。 展望台には各方向に応じた航空写真による説明が非常に詳しく書かれており親切設計。 階段で31階に上がると、展望台の屋根に出られる。 金網で覆われているので風が強く、秋の夕方は寒くて、5分くらいしか持たなかった。 夜遅くまでやっており、夜景も綺麗かも。 でも、山道は夜は危ないと思う。 |
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![]() 森の中にある Kakna:stornet ![]() 市中心方面の景色 ![]() Djurgaorden と Nacka 方面の景色 ![]() バス停を降りたところ |
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