JMAI2001

インターネットで選ぶ日本ミステリー大賞 2001
Japan Mystery Award on Internet 2001

ひらりん
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タイトル 著者名 投票得点
少年たちの密室 古処誠二著 +4点
伏線の張り方が弱い気がするが、読みかえしてみると、意外に含んでいる要素の多面性にきがつく

UNKNOWN 古処誠二著 +4点
期待値をこめて4点。作品も面白いよ。

脳男 首藤瓜於著 +4点
このまま映画化しても大丈夫!
いま、ブームの「脳」を逆手に取った傑作。

処刑列車 大石圭著 +3点

荒唐無稽にみえるが、以外にリアリティに裏付けされている。ぞくぞくしながら読んだなんてひさしぶり。

[1999年発行のため対象外です]

[特別賞]
受賞作、受賞者等  
コメント  

[その他]
ほかのかたも体験されていることと思いますが、新刊の出版点数の多さと(一説によると年間数万冊)本屋から本のなくなるスピードの速さには驚きます。
読みたい本の多さに速読教室も考えましたが、それよりもよむべき本を選ぶ能力を身につける方が重要な気がして速読は断念しました。
本のなくなるスピードに関しては、実際今年にはいって『脳男』をさがしたところ、3件探して見つからず、古本屋でみつけたというありさまでした。
島田荘司氏が指摘している通り、新人にデビューの機会が増えたことは歓迎すべきことである反面、特にノベルズが季刊誌のような扱いを受けてるような気がするのは気になりました。

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