『タイトル』 |
著者名 |
投票得点 |
『シャーロック・ホームズのドキュメント』 |
ジューン・トムスン著 |
+3点 |
この人のホームズ・パスティーシュはとても安心して読めるので大好きです。コンスタントに出続けてるのもえらい。
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『インド展の憂鬱』 |
リチャード・ティモシー・コンロイ著 |
+3点 |
ロジック的にはシリーズ中最もすっきりしてていいかも。
しかしこいつら、全然仕事しないなぁ...。
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『一寸の虫にも死者の魂』 |
リチャード・ティモシー・コンロイ著 |
+2点 |
このシリーズは結構好きなので、ぜひ続けて欲しかったものです。
この話自体は見事にドタバタで、ちょっとどうかと思わんでもないんだが。
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『迷路』 |
フィリップ・マクドナルド著 |
+1点 |
『エイドリアン・メッセンジャーのリスト』がわりかしお気に入りなので、つい手が伸びた。いやぁ、何だかチャチいネタなんだけど、全体の構成はなかなか良く出来てると思います。
『鑢』とか読んでみたいなぁ。
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『砂漠の千里眼』 |
フリードリヒ・グラウザー著 |
+4点 |
童心に返る(?)シュトゥーダーが何だか微笑ましい。砂漠フリークには欠かせない一冊でしょう。それはさて、メグレ警視物を幾らか読むことができて、なるほどやっぱりシュトゥーダーを評して「スイスのメグレ」とは良く言ったもんだと納得。
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『服用量に注意のこと』 |
ピーター・ラヴゼイ著 |
+2点 |
今さら「ラヴゼイうまいわー」とか言ってもしょうがないんで、ここでは「殿下の一人称が“小生”なのが大変魅力的でした」と言うに留めておこうかと。というわけでこれから熱心に殿下シリーズ読むつもりですハィ。
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『サム・ホーソーンの事件簿 I』 |
エドワード・D・ホック著 |
+2点 |
不可能ものとしては異例のお気楽さが何ともいい具合(一応褒めてる)。
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『フレッシュアワー氏の蝋管』 |
スピア・モーガン著 |
+4点 |
これは暑い夏の昼下がりに読むのが気分。とにかく丹念な語り口も印象的。
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『ウィンザー城の秘密』 |
C・C・ベニスン著 |
+2点 |
このシリーズに手を出したそもそものきっかけは、表紙のイラストがかわいいからなんだけど、中を読んでみるとこれがまた何ともユーモラスかつミステリーとしてもわりかしきちんとしてて、かなりハマった。でも今回の話は真相としては一番辛いし、最後がスッキリしないなとも思う。イギリスならではなんだけど、爵位ってすげぇね。『迷宮課事件簿[I]』でも、そう思った話があったけど。
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『クロスロード・ブルース』 |
エース・アトキンス著 |
0点 |
ラルフ・マッチオ主演で、スティーヴ・ヴァイがチョイ役で出てて、サントラがライ・クーダーという、その名も『クロス・ロード』という映画をご存知でしょうか。あれは面白かったな。...えーと、この本自体は可もなく不可もなく。ちょっと展開が乱雑かなーと。
しかし登場人物たちの減らず口は、ドン・ウィンズロウのニール・ケアリーものもかくやという感じでなかなかナイス。
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