JMAI2001

インターネットで選ぶ日本ミステリー大賞 2001
Japan Mystery Award on Internet 2001

中島景行
(某国立大学事務職員)
e-mail keikou@mx2.nisiq.net
Home Page  

『タイトル』
著者名 投票得点
タラント氏の事件簿
C・デイリー・キング著 +4点
消失、密室、幽霊…。
不可能犯罪がいっぱいの連作短編集。

フレームシフト
ロバート・J・ソウヤー著 +3点
ミステリファンにもお馴染みのSF作家ソウヤー。
なんでSF文庫で出たのか分からないくらいミステリしています。

悔恨の日
コリン・デクスター著 +3点
モース警部最後の事件。
長い間楽しませてもらって、ありがとう。

騙し絵の檻
ジル・マゴーン著 +4点
オビの推薦文がすごいですね、特別賞に値する。
最近のミステリでは珍しいくらい短く、スッキリまとまっています。

サム・ホーソーンの事件簿 1
エドワード・D・ホック著 +3点
不可能犯罪がいっぱい。
数多いホックのキャラクターの中でも特に読みたかったサム・ホーソーン物、早く第2集が出ないかな。

誇りへの決別
ギャビン・ライアル著 +3点
1作目の『スパイの誇り』のほうが面白かった。
やはりランクリン大尉の活躍が少ないのが残念。

ジョン・ランプリエールの辞書
ローレンス・ノフォーク著 +3点
壮大な物語? なんだろうな。
面白さが良く分からないのが、困ったものだ。

さまよえる未亡人たち
エリザベス・フェラーズ著 +2点
トビー&ジョージ・シリーズの1・2作目が読みたいぞ。

月明かりの闇
ジョン・ディクスン・カー著 +3点
記録されたフェル博士最後の事件。
やはりフェル博士の話し方が紳士的すぎるような気がする、もっと不良老人のイメージがあったので。

[特別賞]
受賞作、受賞者等 森 英俊
コメント

腰巻き大賞

雑誌「ダ・ヴィンチ」にあるものだけど……
「戦後の本格ミステリのベストスリーに入るほどの傑作である」
は、オビのジャックとしては最高にすばらしい。

[その他]
国書刊行会や原書房、新樹社などからクラシックミステリがたくさん出版されたのに積読ばかりで、もっと読みたかった。

国内作品の投票へ

海外投票者一覧へ

---

インターネットで選ぶ日本ミステリー大賞2001実行委員会
Copyright(C)1997-2001 Staff of JMAI All rights reserved.