免震構造 もどる
阪神大震災

1997年の阪神大震災では、突然激しい揺れが建物をおそいました。
想像を超える大きな揺れに耐えることができず、鉄筋コンクリートのビルでさえ、もろくも崩れ、倒壊しました。
かろうじて倒壊をまぬがれた建物でも、室内の家具などが倒れ、多くの死傷者がでました。
免震構造に注目が集まる
その中で当時、注目を集めたのが、神戸市北区にある、この一見なんの変哲もないビルでした。
実は震災の一年前に建てられたこのビルは当時関西にはほとんどなかった、免震構造が採用されていたのです。

ビルの地下には、地震の揺れを吸収する免震ゴムが設置されています。
3階建ての鉄筋コンクリートのビルを合計8つの免震ゴムが支え、地震の激しい揺れを吸収したのです。
ゆれの観測データ(郵政省ウエストビル)

これは地震の直後にビルの中を撮影した写真です。
室内の被害はほとんどありませんでした。
免震ゴムの仕組みとはたらき

ビルを支える免震ゴムは、鉄板とゴムを交互に重ねて作られます。

免震ゴムの動きアニメーション(400Kbyte)

地面の揺れが直接建物に伝わる普通のビルに対して、免震ゴムを設置したビルは、揺れをゴムによって吸収し、受け流すことができるのです。

免震ビルの動きアニメーション(440Kbyte) 免震と従来構造のゆれの比較
大地震時には