MITSUBISHI RVR SportsGEAR X2

GDI(Gasolene Direct Injection)は、筒内ガソリン直接噴射式で、今までのガソリンエンジンとは違ったシステムでした。
従来エンジンは、アクセルによってエンジンに入る空気の量にあわせてインジェクションよりガソリンをシリンダに入る前に空気と混合しています。ところがGDIはアクセルから空気のみをシリンダに入れて圧縮し、点火する寸前でガソリンを噴霧するものです。効果としては空気量に関係なくガソリン量をコントロールできるのでいろいろと燃費向上が達成できるというわけです。
たとえば、一定速度で走行している時を考えると、通常アクセルはそんなに踏み込みません。そうすると大きな出力を必要としないのでエンジンに入る空気も少なくガソリンも少ない消費です。GDIも同じですが、わざとアクセルを大きく開きガソリン量を少なくしています。(空気燃料比率をうすくしている。)つまり、エンジンを回す時、アクセルを閉じていると空気を吸い込みにくい状態です。アクセルを開けると空気はスムーズに入ります。エンジンのポンピングロスを小さくできるわけです。
負圧計参照

メーカーデータではトルク、燃費は30%増排出CO2は15%カットという夢のような値です。

実際は、車重が重いせいもあるでしょうけど、165PSは感じられないように思いました。
また、マフラー回りがすすで真っ黒でした。
エンジンオイルも数100kmの走行で真っ黒になりました。メーカーいわく問題はないようですが、精神的にいまいちです。
詳しい燃費については後述致します。

 
2.4L横置きはけっこうでかい。