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文節と文節の関係について


1 主語・述語の関係
@述語に動詞が来る場合 ………  誰が〜どうする。(例文 私が行く。)  誰が〜どうした。(例文 私が行った。)  何が〜どうする。(例文  雨が降る。)  何が〜どうした。(例文 雨が降った。)
A述語に形容詞・形容動詞が来る場合 ………  誰が〜どんなだ。(例文 彼は忙しい。「状態」・ 彼は優しい。「性質」)  何が〜どんなだ。(例文 海が静かだ。「状態」・ 彼は温厚だ。「性質」)
B述語に名詞+断定助動詞「だ」終止形が来る場合 ……… 誰が〜なんだ。 (例文 彼は警官だ。 欲しいのは金だ。)
C述語に「ある・ない・いる・いない」動詞が来る場合 ……… 誰が〜ある・ない・いる・いない (例文 人がいる。人がいない。 花がある。花がない。)

2 修飾語・被修飾語の関係
@「修飾語」とは「後にある文節を詳しく説明する文節」のことで,「修飾される文節」を「被修飾語」といいます。
A1番先に確認するのが「述語」,2番目が「主語」で,単純な文であれば,残りは「修飾語」となります。
B例文 ……… 「庭に/美しい/花が/たくさん/咲いた。」,「美しい⇒花が」と「主語」を修飾していますが,「花が」も「美しい」の「被修飾語」ということです。修飾することを「係る」,修飾されることを「受ける」といいます。文法用語ですので,押さえておきましょう。

3 並立の関係
@二つ以上の文節が対等に並んで,一まとまりになる関係。
A文節の入れ替えが可能ですが,「赤くて」「美しい」もどちらも省くことができない。
B例文 ……… 「庭に/赤くて/美しい/花が/たくさん/咲いた。」 

4 補助の関係
@下の文節が、すぐ上の文節に補助的な意味をそえる関係。
A例文 ……… 気味に読んではしい。国語が得意である。

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