山釣りの世界TOP

 
Panasonic LUMIX DMC-FZ20 2005.5.13 実写テスト
カシミール3Dと山釣り遡行図 2004.6.6
EOS Kiss デジタル 実写テスト 2004.4.5-4.11
SONY PCG-GR3F/BP 2002.8.31
デジカメ ニコンクールピックスニコンCOOLPIX995
 プロではなく素人が、あえて使用した感想を掲示するのは、つまらないソフトやハードに振り回され、これまで多額の出費と無駄な時間を費やしたという悔しさが原動力となっている。もちろん、この評価は、私の独断と偏見で選択したものであり、万人に通用するものでないことは言うまでもない。秒単位で進歩するホームページの世界、さらに多様化・複雑化・個性化が進む時代にあっては、月刊誌や情報だけでは、あてにならないというのが実感である。それぞれの感性が十人十色だけに、自分にあったソフト・機材を選ぶには、理論と実践の繰り返ししかないのかも知れない。そうした悩める人の一助になれば幸いである。

HomePageに使用したソフト一覧
1.IBM ホームページ・ビルダーVersion6(ホームページ作成ソフト)

私は、HTML言語を全く知らないド素人だが、それなりにビジュアルなホームページが作成できる。これはスゴイソフトだと思う。今や、ワープロ感覚でホームページを作るのは当たり前だが、画像、BGM、ダイナミックHTML、カウンター、伝言板、無駄のない簡単なFTPなど、使えば使うほど、その素晴らしさに感心してしまう。さらに、市販のガイドブックが充実している点も見逃がせない。ロゴデザインやアメーメーションGIFの作成は、簡単ではあるが、とても個性あるビジユアルな機能とは言えない。進歩の激しいソフトの世界だからこそ、もっと一つの機能に特化した低コストな製品に分化すべきだと思う。何でもマルチにできる機能は素人には、通用するかも知れないが、こだわりを持った人には、不満だらけというのが正直な感想である。

 2001では、ロールオーバー効果や文字アニメーションなど、イメージ編集機能がかなり強化されている。数あるホームページ作成ソフトの中では、間違いなくピカイチ。1999.12

 ついにバージョン6が発売された。私が待ち望んでいたのは、サーバー上の不要なファイルを検索・削除する機能だ。HPを立ち上げてから2年になるが、ついに無料HP容量の50MBを越えてしまった。もちろん、サーバーの不要ファイルは膨大にあった。この不要ファイルを自動検索してくれるのは有り難い。複雑なスライドショウやビデオ編集、掲示板なども簡単に作成できるようになった。操作画面もグッと作業しやすい。さすが定番のHPだ。2000.12.17

2.画殿蔵衛門ver5.1、蔵衛門プロ第6版(画像管理ソフト)

画像管理ソフトは、フリーから市販のソフトまで、どれを買ったらよいか迷うほど多い。これまで源流遡行15年間で撮影した写真は、数千枚に及ぶ。これをほぼ2年かけてデジタル変換したが、画像数が多くなると、画像管理は大変である。これまで、様々なソフトを使ってきたが、私の相性としては「画殿蔵衛門」のソフトが一番。まるでアナログ時代のアルバム感覚で、簡単に整理できるからである。さらに、自作のフォトCDを作成しプレゼントするにも簡単である。最近は、画像管理だけでなく、名刺やカレンダー、はがき、アニメーションGIFの作成など、多機能化も進んでいる。素晴らしい機能にしては低価格だが、新しいバージョンアップのスピードが早く、結果として高い買い物になってしまう。画殿蔵衛門誕生の原点に帰って、多機能化をめざすのではなく、専門的な分野に特化した差別化の方向に進化すべきであると思う。100%使いこなすためには、どうしても分かり易いマニュアルが必須だが、それがないのは片手落ち。何でもパソコンのヘルプやインターネットでこなそうというのは無理がある。たまには、マニュアル本でじっくり研究すれば、新たな創造力、発見もあると思うが・・・。

3.AdobePhotoShop5.0、5.5、6.0(画像加工ソフト)

デジタル画像処理、フォトレタッチ、 画像合成の世界標準の定番ソフトと言われている。けれども、2年ほど使っているが、いまだ満足する使い方をマスターできない。恐らく、これを100%使いこなしている人は、プロを除いてほとんどいないのではないかと思う。無限の創造力を秘めたソフトだけに、凡人には余りにも難解である。マニュアルは山ほどあるけれども、未だ満足する解説書にお目にかかったことがない。そんな不満だらけの解説書にもかかわらず、余りにも高価格というのも、いただけない。それでも、あなたまかせのプリントに頼むよりは、遥かに満足感が高いのも事実である。Ver5.0は、複数レベルのアンドゥとリドゥー、文字レベルでフォーマットできる編集可能なテキスト、アクションとバッチ処理は、素晴らしい。さらに、一度使えば他のソフトは使えなくなるという不思議な魅力を秘めたソフトであることも確かである。けれども、画像処理の達人をめざすソフトとしては、定番かもしれないが、ホームページ作成のための画像処理としては、今一つ。素人が使いこなすには、難しいという弱点を突いた新たなソフトの登場を期待したい。
 Ver5.5は、待望のWebグラフィック作成機能が追加された。特に画像品質をプレビューしながら、簡単に最適化できる機能は素晴らしい。さらに、JavaScriptロールオーバー効果やアニメーションGIF、スライスの作成などの機能をもつAdobeImageReady2.0が同梱されている。画像を中心とした個性的なホームページ作成には欠かせない。

4.AdobeImageStyler(Webページデザインソフト)

これは、AdobePhotoShopと比較して誠に簡単で、かつプロフェッショナルなWebページを瞬時に作成できるという点で、凡人には最適なソフトというのが使ってみての正直な感想である。JavaScriptによるロールオーバー効果、ビジュアルなロゴや画像、イメージマップ、最適化されたグラフィックなどを、ほんの数ステップで作成できる魔法のようなソフトである。ただ、JavaScriptによるロールオーバー効果は、ホームページビルダー2000との相性が悪く、正常に作動しない。何故なのか原因不明だが、他のソフトとの互換性にも配慮してほしいものだ。一部に不満はあるものの、私のホームページ作成では、最も多用しているソフトである。AdobePhotoShopも、こうしたプロの複雑なアクションをワンクリックで処理できるような簡易版の登場ををぜひ望みたい。

5.PhotoImpact 5(フォトレタッチ&Webデザインツール)

 このソフトのお陰で、やっとHPのリニュアルをすることができた。写真に特殊加工を加えても、同じソフトを使っていると、どうしてもワンパターンに陥ってします。そんな時、ダブルクリックするだけで、瞬時に好みの効果を適用できる特殊効果は素晴らしい。Webデザインに関しては、AdobeImageStylerより劣るが、2000種を超える特殊効果は勝っている。それでも、使っていると、すぐにワンパターンに陥りそうだが・・・。乗り換え版は、確かに安い(実売価格1万円程度)が、CDに記載されているシリアル番号では、エラーが出て、インストールできなかった。早速、ホームページにアクセスしたら、予想したとおり、エラーが出た場合のメール送信コーナーがあった。すると、すぐに別のシリアルナンバーが自動的に送られてきて、事なきを得た。やっぱり、安物買いの銭失い、と思ったが、使ってみると、なかなかのスグレモノだ。その意外性が良かったのかもしれないが・・・

6.ホームページ素材和風コレクション、MIDI・WAVEコレクション  アニメーションGIF(インプレス)

ビジュアルで動きのあるホームページを作りたい、と誰しも思う。けれども、イラストやアニーメーションGIF、BGMを自分で作るとなると大変だ。私は、写真と文章を整理するだけで精魂尽きてしまう。そんな時便利なのが素材集だ。HPで利用している素材は、ほとんどインプレス発行の素材集を利用している。無料素材も便利だが、気に入った素材を見つけるのが大変だ。インプレス発行の素材集でも、自分が気に入った素材は、10-20%あるかないかである。素材の数に振り回されるとガッカリさせられる。問題は、数ではなく質である。さらに、ホームページの分野が多様化しているので、それぞれの分野に応じた素材集の発行を望みたい。私の場合は、アウトドア・釣り・自然・カメラ・パソコンといった分野の素材集だけほしいのだが・・・

7.IBM インターネット翻訳の王様POWER+

英文メールがきたりすると、いちいち辞書を引いていたのでは効率が悪い。さらに返事を日英訳するのも大変だ。そんな時、便利なのが翻訳ソフトだ。訳は7割程度の確率だが、ある程度英語の知識があれば十分使用に耐えうる。できれば、もっと精度の高い日英訳の機能アップに努めてほしい。常駐するソフトなので、いつでもボタン一つで活躍してくれるので便利だ。このソフトがあれば、海外へのアクセスも恐くない。ただし、訳文は完全でないので注意。

カメラ機材一覧
1.キャノンEOS1N・DP(メインカメラ)

イワナが遊ぶ桃源郷をできるだけ美しく撮影するには、どうしても高級カメラを選択せざるを得ない。これまで、防水機能を持ったコンパクトカメラで撮影したこともあったが、プリントされた画像にいつもガッカリ。感動的なシーンが、全く表現できない。難点は、ボデーだけで1kgを越える重さがあること。さらにレンズを数本持てば、ゆうに2kgを越えてしまう。軽さと機動性を要求される沢登りでは、敬遠されがちなカメラではあるが、一度使えば、他のカメラは選択できなくなるほど、その描写性能は高い。何でも楽をしようと思えば、納得のいく画像は得られないということだろう。全てAFまかせでも、それなりの画像が得られるのはありがたい。高価なだけに水没には、特に気をつけなければならないのも難点だ。せめて生活防水程度の機能アップをしてほしいものだ。

2.キャノンEOSS55(サブカメラ)
ハードな遡行をする場合は、どうしても荷を軽くしなければならない。さらに、カメラを水没させる危険も増す。そうした場合のために軽くて安いサブカメラが必要になる。レンズの互換性や統一した操作性を考え、視線入力3点AFのEOS55を使用している。重量は635gと軽く、EOS1Nには遠く及ばないものの、必要最小限の機能は持っている。唯一の不満は、カメラブレを防ぐためにセルフタイマーを使用することがよくあるが、EOS1Nのような2秒程度の短時間タイマーがないこと。ぜひ改良を望みたい。

2-2.CASIO XV-3 334万画素CCD


デジカメは35万画素を買って以来、ほとんど興味がなかった。ところが、職場の忘年会でデジタル部門2位のMDプレーヤーが当たった。いつもクジ運が悪く、当たったことのない私に2位の商品が当たった。これも世紀末の成せる業かと思った。さらに幸運は続く。1位当選のデジカメが当たったI氏は、どうも私のMDプレーヤーと交換したいらしい。そこで早速交渉、見事デジカメを手に入れたという次第。しかし、これだけでは、使えない。コンパクトフラッシュ64MBとパソコンに取り込むリーダーライタを新に購入、締めて2万円弱の出費。ただほど高いものはない。現在撮影試験を行っている段階だが、35万画素の経験しかなかった私にとっては隔世の感がする。特に30秒撮影できる動画機能には驚いた。2001年は、一眼レフに加えてデジカメも背中に担ごうと思う。でも、荷が重くなるばかりで果たして実行できるかどうか・・・。2000.12.17

3.キャノンEF28〜70ミリF2.8LUSM
全域F2.8の大口径標準ズームレンズ。渓谷は、山頂と違って圧倒的に暗い。使用頻度が最も高い標準ズームレンズの選択は、とにかく明るいレンズを選択するしかない。結果として、重く高価なレンズになってしまうのが難点だが・・・。これ一本で重さが880g、定価が18万円は高すぎて重いと感じるのは、私だけではないだろう。それでも、使ってみれば十分納得のいく結果が得られることは確かだ。

4.SIGMA AF MACRO 90ミリF2.8


山野草を綺麗に撮影するためには、100mm程度のマクロレンズは必携品だ。あえてEOS純正ではなく、シグマを選んだのは価格と性能、軽さを比較した結果だ。オートフォーカス時の音がうるさいのが難点だが、描写性能には満足している。花の接写の場合、AFよりはマニュアル操作が多いだけに純正品にこだわる必要はないと思う。山野草は、光が乏しいシーンが多く、F値は当然2.8程度がベスト。現在は105mmのマクロレンズが同社から発売されている。90mmよりは、105mm(左の写真)の方を選択すべきだろう。

5.キャノンEF100〜300ミリF4.5-5.6USM
 源流遡行では、猿やカモシカ、熊など、思わぬ野生動物に合う機会が多い。野生動物は、いつも一定の距離を保つために、どうしても望遠レンズでないとその姿を撮影することはできない。もちろん明るいレンズがベストだろうが、その価格と重量は半端じゃない。野生動物や野鳥を撮影するエキスパートをめざすわけではないから、軽くて安い望遠レンズを持って歩いているのが現状である。それだけに、未だ満足する撮影をしたことがないのは言うまでもないのだが・・・・。

6.SIGMA 18-35ミリF3.5-4.5

 魚眼レンズでちょっと違った感じの写真が撮りたくて購入したが、レンズが暗く、とても満足できるレンズではない。軽く安いというだけで選択すれば、失敗すること間違いなしだ。






7.三脚 Velbon Carmagne640 
 渓谷は暗いし、流れや滝をスローシャターで撮影する機会も多い。そんな場合を想定すれば、どうしても三脚は必携品だ。これまで軽い三脚の不安定さに悩まされてきたが、やっと軽くて安定度の高い三脚がベルボンとジッツオから発売されるようになった。このカーボン+マグネシウム三脚は、山野草の撮影に必要なローアングル(15cm)も可能で、かつ重量は1.3kgと軽い。ただし、雲台が別売で6万円は高過ぎる買い物。けれども、軽さのためには痛し痒しである。最近は、さらに軽くて、雲台とセットで価格も5万円以下の製品も出てきた。

8.雲台 VelbonPH-253、PH-163

マグネシウムを使った軽い自由雲台。PH-253は、何と160gと軽い。Velbon Carmagne640と組み合わせて、合計1.5kgを切る軽さだ。最近は、さらに上位のPH-263(280g)、PH-273(470g)が発売されている。三脚の重量と安定感は反比例の関係にあると言われた常識が、新素材の登場で覆されつつあるのも事実だろう。


9.スピードライト540EZ


 これは、源流用ではなく、もっぱら室内用で使用している。源流用としては、不要と考えた方がよい。焚き火を撮影するにしても、フラッシュを使ったのでは雰囲気が出ない。あくまで自然光で撮るのがベストだ。

パソコン・周辺機器一覧
1.SONY PCG-GR3F/BP

 これまでメインパソコンは、性能と価格を最優先すれば、デスクトップだけを選択するしかなかった。しかし最近はノート型パソコンでも性能が格段にアップ、価格も20万円を切るようになった。ほしいと思っていた矢先・・・突然、女房がモバイルパソコンに誤って大きな荷物を落とし壊してしまった。これ幸い・・・「弁償しろ」と迫って買ったのがソニーのノート型パソコンだ。

 何とも情けない顛末だったが、2002年4月に購入して、これまでフル稼働。格段に進歩した性能と持ち運びが可能なノート型に大満足している。特に画像処理のスピードアップとクラッシュなどのトラブルもゼロになったのは有り難い。デスクトップパソコンは、今やHPのアップロード以外使うことはなくなってしまった。 2002.8.31

Intel Pentium3 MobileCPU 1GHz(WindowsXP HM)
メモリ 256MB RAM
CD-RW、DVD(コンポドライブ)
40GB
外付けFDD
スピーカー SONY SRS-Z500PC

1-2.FMV-DESKPOWER M2/507(2台目)FMV-DESKPOWER M2/507
 CPU AMD-K6-2-500MHz
 メインRAM 192MBMB(128MB増設)
 ハードディスク 17GB+外付ハードディスク8.3GB CD-R/RW

 2年ほど前に、PC98NX VALUSTAR VS20C(MMX200MHZ)を購入したが、あっと言う間に古臭くなってしまった。これまで構築したシステムを放棄し、新たに購入するわけにも行かず、古い機種にムチ打って使っていた。今では、MMX200MHZは、ノート型パソコンにも及ばない性能に成り下がってしまった。最新の機種を買っても、1年も経たないうちに古臭くなるとは、どういうことか。何とも悲しい限りだ。最初は、メインRAMを64MBで使用していたが、とても画像処理には耐えられない。ハードも、たったの3.2GB、使えば使うほど不満は増すばかり。そこでメインRAM128MB増設し160MBに、外付けハードを8.3GB増設した。確かに快適になったけれども、処理スピードには不満。後手後手の増設は、単価が高い割りに満足度は低い。
 CPUの交換(I-ODATA PK-K6H400/DV)、内蔵型のハードディスクの増設など、いじっているうちにパソコンが起動不能状態に陥ってしまった。秋田・自作クラブ会長、安藤ドクターに復旧してもらったが、ハードディスクのデータは全て消失してしまった。もちろんホームページのデータも全て消失。失って初めてわかるバックアップの大切さ。唖然!愕然!
 もう古い機種に投資するのは、無駄以外の何物でもない、ということで、2台目のパソコンを購入した。CPUは、K6-2-500MHzと決して早くはないが、購入の決め手は、ハードディスク容量17GB、CD-R/RW、ビデオ編集が可能なiLINK端子、拡張性、価格の安さ。どうせ2年もてばいいのだから、25万円を越える高い機種を買う必要はない。今のところ、快適そのものである。

1-3.モバイルパソコン SONY PCG-SR1/BP

やっとモバイルのパソコンを手に入れた。出張など移動中の汽車や飛行機の中、喫茶店などでメモ代わりに使うにはやっぱり便利だ。特にメールの返信作業や遡行記録の作成、最近ではホームページの作成もこのモバイルPCで作業している。だんだんデスクパソコンに座るのが嫌になって、居間で晩酌しながら作業することも多い。 2000.12.17

2.DriveImage for CD 復旧用リカバリーCD作成ソフト
 パソコンがクラッシュしてしまい、起動不能に陥った。ハードディスクのデータを全て消失してしまった。かと言って、再セットアップでは、これまで構築したシステムは全てリセットされてしまう。DOSやBIOSなど難しいことはさっぱりワカラン!。そんな経験を持つド素人には救世主登場といったところ。
 何がスゴイかと言うと、ハードディスクの内容を丸ごと複数のCDに簡単にバックアップできる。万が一システムがクラッシュしても、リカバリーCDを起動するだけでオリジナル環境を完全に復元できるのだ。
 実際に使って見ると、結構時間がかかった。バックアップデータの容量は約6GB、使用したCDは5枚で完了したが、時間は2時間半ほどかかった。
 それでも、クラッシュして復旧する手間暇を考えればどうって事ない。もはや、トラブル、クラッシュに怯える必要なしだ。精神衛生上、極めて良好なソフトと言えるだろう。

3.フィルムスキャナ Nikon CoolscanU

 ホームページ作成のための画像としては、あえて高価で手間のかかるフィルムスキャナは必要ないだろう。私の場合は、フィルムの選択と印刷を考慮してリバーサルフィルムを使用している。ダイレクトプリントは価格が高く、決して謄写版で見たような画像にはならない。自分で画像を処理し、カラーインクジェットプリンターで印刷することは、夢が現実になったような感覚である。さらに失敗したと思った画像も生かすことができる。ただし、元の画像が悪ければ、どんな処理をしても救い出すことはできないが・・・。(写真は新製品COOLSCANV)

4.フラットベットスキャナEPSON GT-7000WINS

 フラットベット型は、とにかく安く操作が簡単な点である。ホームページや画面で見る限りは、十分な解像度を持っている。EPSON GT-7000WINSが出たのを待って購入したが、USB接続タイプが出るまで待てば良かったと言うのが正直なところ。スカジー接続の場合は、ドライバーをパソコンに認識させるのが面倒だし、パソコンが起動する前に電源をONにしなければならないなど、USB接続に比べれば面倒この上ない。新しいパソコンを買い換えたら、また一からやり直しというのもいただけない。最近は、OCRで文書や雑誌などをスキャンし、簡単にテキスト形式に変換できるので、画像だけでなくマルチに活用できるのもありがたい。今やホームページ作成には欠かせない。

5.CDR BUFFALO CDR-S412


 自作のホームページやフォトアルバムをオリジナルCDにして、友達にプレゼントしてみたい、と思う人は多いに違いない。ここまでくれば本物と言えるだろう。さらに、音楽CDまで簡単にできちゃうんだから堪らない。さらに媒体が一枚200円未満というのもありがたい。ただし、記録に時間がかかる点と画像や音楽では、書き込み速度によって失敗することもある。まだまだ改善の余地は残されている。従って、MOやFDのように頻繁に書き換えるようなデータの一時保存向きではないので、あえて高価なRWを購入する必要はないと思う。

6.MO OLYMPUS TURBOV230MO

 画像の一時的な保存には、容量的にFDでは役に立たない。そこで、書き換え速度が速く、容量も大きいMOの出番である。。媒体も、以前に比べると格段に安くなった。ZIPは、本体は安いが、媒体が余りにも高くトータルコストを考えればMOの圧勝だろう。PDも考えられるが、職場や友人の持っている機器との互換性を考えれば使えない。最近は、書き換え可能な大容量のDVDも登場したが、私のようなMMX200MHZ程度では、残念ながら性能をフルに活用することができない。いずれDVDの進歩には、目が離せない、というのが現在の心境である。(写真は新製品640MO)

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