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2016年9月20日

中禅寺湖を臨む展望台にて。これから1日、限られた時間の中だけど、日光を満喫します!!

江戸村の中を散策する。この辺りの雰囲気は、東映京都の太秦映画村と一緒です。

坂口さんが“お奉行様”を演じていた北町奉行所の白州にて、今回は“ミスター昭和ライダー”中屋敷哲也さんのお芝居を観劇。

江戸の街の喧騒を離れ、のんびりと茶室の庭先で休憩。風情がありますが絵面が美しくない!?(笑)

 朝晩、ようやく涼しくなりました。ホッとしています。でも、油断大敵、カゼをひいてしまいました。なんたるドジ。皆さんは、そんな事の無いように。

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 前回、日光江戸村での出来事を報告しましたが、今回は、昔、江戸村へ坂口さんに会いに行った時の事を思い出しながら書いていこうと思います。
 だいぶ昔になりますが、『赤影』のファンクラブがあり、20人ぐらいで江戸村へ行き、坂口さんに会い、夜、我々が泊まっているホテルに坂口さんが来て、宴会を開くという行事がありました。
 が、偶然、『あの人は今』的な番組のロケで、同じ日に江戸村へ行く事になってしまい、ファンクラブの皆とは、現地で会う事にして、私は1人で東武浅草駅へ。「絶対に、遅刻しないで下さいね!」と、何回も言うディレクター。結構、朝早い時間だった。30分以上前に到着した。約束の時間になった。来ない。30分過ぎた。来ない。1時間。来ない。当時は携帯電話がまだ無かったので、連絡のつけようが無い。
 待つのがいやになった私は、ファンクラブの皆の待ち合わせ場所へ行った。驚く会長に、「オレ、乗れる?」と聞くと、「ハイ、乗れます。切符1枚余ってます!」「サンキュー」 電車の中では、文句タラタラ。「絶対に遅刻しないで」なんて言っといて、それもしつこく。
 ファンクラブの皆が慰めてくれる。ファンクラブの人達も大変だったろうな。そうこうしている内に鬼怒川到着。バスに乗って江戸村へ。中に入って皆とは別々に。
 私は坂口さんが居る北町奉行所。白州の脇にある入り口で、同心姿の人に坂口さんを呼んでもらう。「課長、課長、お客様です」課長? 違和感を覚えつつ待っていると、お奉行様の格好をした坂口さんが現われた。
「おお、吉延久し振り! 牧さんとスタッフは?」「えっ? 牧さんも来るの?」「知らなかった。待ち合わせの場所で1時間待ったけど来ないから、ファンクラブの子たちと一緒に来ちゃった」「そうか」
 奉行所の中へ入り、スタッフ達を待つことにした。同心がお茶を入れてくれる。
「吉延、座っているだけでいいから、芝居に出ない?」「ええっ!?」「冗談だよ」なんて事を話しているうち、やっとTV局のスタッフと牧さん到着。
 聞けば、ディレクターが寝坊したということ。牧さんも迎えが都内のホテルに来ないので、中止になったと思っていたらしい。
 スタッフと3人が揃った所で打ち合わせ。と言っても、何の事も無い。北町奉行所で演じられる、坂口さん主演の芝居を、私と牧さんの2人で観ていれば良い。その様子をカメラに収めるだけである。あとは後日、スタジオで収録するという。
 つまりこの日は、坂口さんの芝居を観れば終了ということである。実に簡単。気がゆるんで、牧さんと私はビールを飲みに外へ。一杯飲んでから奉行所へ。ファンクラブの皆も来場、牧さんに紹介する。
 芝居が始まる。ドタバタ劇であるが、坂口さん格好良い。芝居の中で証人が、「ダイジョ~ブ」「ガッテンガッテンショ~チ」
 急きょ、坂口さんが考え、演じさせたのだろう。笑ってしまった。芝居が終わり、撮影も終了。牧さんは、スタッフと一緒に東京へ。私は、ファンクラブの人達と江戸村巡り。坂口さんとは、ホテルで会う事になっている。
 夜になり、坂口さん合流。賑やかな、楽しい宴会。
 次の日も江戸村へ。坂口さんのコネで、若松屋の舞台で花魁(おいらん)と遊ばせてもらったり、まるで、昨日の事のように書いているが、20年以上前の事である。
 今回、江戸村に招待してもらい、中を歩きながら思い出した事を書いてみた。坂口さんと牧さんを思い出せて良かった。久し振りにしみじみとした気持ちになった。また、思い出したいなァ。
 
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 しみじみとしたところで 

      またね。

金子 吉延

 
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