トマト                                         
 原産地はペルー、エクアドル圏で16世紀にイタリアに伝えられ広まった。 品種として大型ハート型桃色果のファースト系トマト、生食の主体をしめる 丸トマト、小型のミニトマト、加工に適した加工用トマトがある。 「医者いらず」と呼ばれるように健康食品、あるいは調味料として優れている。 なす科でありながら栄養分が多くビタミンCは20mgも含まれている。疲労回 復や食欲増進に効果のあるビタミンB1B2、血圧の下げる効果のあるカリウ ムを含む。T&Hファームのミニトマト「ココ」は甘いと評判です。
山くらげ 

レタス(キク科1年草)の1種である。レタスは元来チシャと呼ばれヨーロッパ系 の立チシャ、玉チシャ、葉チシャ、アジア系の茎チシャがある。1960年以降 サラダ野菜としてブームになったのが玉チシャ(レタス)です。茎チシャは乾燥 させたものがコリツと「くらげ」に似た食感があることから「山くらげ」と呼ばれて います。高級食材として乾燥品や漬物が売られていますが生でもおいしく食物 繊維、ビタミンB1B2、カルシュウム、鉄分が豊富な健康野菜です。 中国では秦の時代皇帝に献上されていたので「貢菜」と呼ばれました。 T&Hファームでは農園開設時から作っており地元の北海道新聞にも紹介されました。
だいこん
アブラナ科ダイコン属の一年草。原産地に諸説あり定説はない。大きくヨーロッパ大根、中国大根、日本大根に別れる。日本では地域毎に
数百種ある。根はビタミンCが多く消化を助けるジアスターゼや発ガン性物質分解するオキシターゼが含まれている。葉も鉄、ビタミンB1B2、カルシュウムに富んでいる。
ブルーベリー
ツツジ科スノキ属の小果樹で濃い青紫色の実をつけることから名前がきている。北半球の各地に自生する種類があり日本ではクロマメノキ、ナツハゼが知られている。含まれるアントシアニンが健康によいと話題になっている。種類は大きくハイブッシュ、ローブッシュ、ラビットアイ、の3種あるがいずれも北米が原産である。
ピーマン
原産地は熱帯アメリカとされている。コロンブスの新大陸発見以降ヨーロッパに拡がった。南方諸国で辛味種が薬味、調味料として珍重され日本には1542年ポルトガル人により紹介された。明治以降導入されたトウガラシの大果肉厚種がピーマンで以前からあtった小果薄肉のトウガラシとあわせてトウガラシの甘味種である。タカノツメに代表される辛味種はトウガラシと呼ばれている。ピーマンにはビタミンが多く特にカロチン、ビタミンCの供給源として利用したい。
かぼちゃ
かぼちゃには4つの種類がありますが日本では中央アメリカ原産でポルトガル人が紹介し関東以南に普及しているニホンカボチャと南アメリカ原産で幕末に渡来し北海道を中心に普及しているセイヨウカボチャがあります。カロリーが73Kcalと高くカロチン、ビタミンB1B2,Cが豊富です。西洋南瓜は日本南瓜にくらべ扮質でこの紛質と糖度の割合で黒皮栗のくりあじ、えびす、みやこ、さらに紛質を高めた白皮栗の雪化粧、伯爵などがあります。T&Hファームではくりあじと白皮栗のとっておきを作っています。
トウモロコシ
原産はメキシコ、あるいは南米といわれる。日本へは1580年ころポルトガル人よって伝来、明治37年に甘味種(スイートコーン)が導入されて以来それが主流になっている。種類は粉末として食用する硬質種、デンプンや飼料に使われる馬歯種、食用加工用の甘味種、ポップコーンに使われる爆裂種など8種類ある。主成分は糖質で高カロリー、たんぱく質、脂質、ビタミンAB1B2など含み栄養価は高い。収穫後24時間で栄養分が半減するといわれるほど鮮度劣化がはげしい。T&Hファームではハニーバンダム系の品種を作っています。
じゃがいも
貧者のパンと呼ばれるようにデンプン質が多いだけではなくビタミンB1B2はご飯の2倍以上、カロリーはご飯の2分の1、ビタミンCはリンゴの7倍、かつ加熱しても壊れないミネラル、食物繊維が多いのでヨーロッパではパーフェクトに近い食べ物とされています。原産は南米アンデスで日本では北海道が作付けの65%を占めています。品種としては男爵、メークイーン、農林1号などがありますがT&Hファームでは男爵(明治41年イギリスから輸入、澱粉価13%)北あかり
(北海道農試開発、澱粉価16%)メークイーン(大正7年イギリスから輸入澱粉価13%)を作っています。大規模に作付けしている農場では機械の効率をあげるため、茎を枯らすために枯葉剤を使うこともありますがT&Hファームではほとんど手堀です。
人参
原産地はアフガニスタン(東洋系)で拡がってゆく過程で交雑した欧州系がある。品種はMS三寸、MS4寸、MS春播き五寸、新黒田五寸、金時、ミニ人参などあるが栄養的にはβカロチンが特に多い。ビタミンAはガン予防、粘膜強化、ストレス解消にかかせないビタミンであり食物繊維も豊富で栄養野菜の王者といえる。T&Hファームでは向陽2号を栽培している。
えんどうまめ
原産地は中央アジアじゃら中近東地域で栽培は古く古代ギリシャ、ローマ時代から始まった。日本へは奈良時代に伝えられたが栽培が本格化したのは明治時代以降である。品種としてサヤエンドウ、実エンドウ、シュガーピース、さや用とシュカーピースを掛け合わせたアメリカ産のスナップエンドウがある。主成分はたんぱく質と糖質でT&Hファームではスナップエンドウを作っている。
作物