男女同権
最近韓国で「戸主制度」を中心とする家族法が改正され女性の地位が一段と改善されたとかイスラム教国で女性の権利が改善されつつあるとのニュースが多々報じられている。
私は有神論者ではないが男と女があって人間があるのは自明だ。その一方がかけても人間は存在しない。もともと男女同権のはずだ。それが社会の都合で「力」の強い「男」を称える男尊女卑が続いてきた。キリスト教国でも女性参政権が実現したのは19世紀にはいってからだ。仏教国では家族制度という名で今も男女同権は実現していない。(男性がやるべきこと女性がやるべきことなどと機能の違いを主張してカモフラージュしている)
イスラム教は確か6世紀にできたが女性が軽んじられ現在に至っている。イスラム教国では人口の半分しか(男しか)能力を活用しておらずイスラム社会がキリスト教社会にくらべ生産性が劣り、劣っているのは自明だ。生産性の低さー困窮がテロの根本原因となっておりイスラム国家イコールテロ国家とみなされても仕方がない根本的状況になっている。
時代は「力」ではなく「頭脳」の時代である。まだ「力」男社会であった時代に女性で権力を得る方法は「艶」で男を操ったり、「母親」を振りかざして男の権力者を操つるしかなかったが今は「頭脳」の時代である。権力、能力の発揮に関しては男も女もない。
重ねていうが人間誰もが時代を選んで生まれてこない。時代時代で考え方、雰囲気といったものがある。そんな時代に流されることなく原理原則に立ち返って生活したいものだ。
フードマイレージ
初めて聞く言葉だが私が以前から気にしていたことについてあらわしたものだ。食物が生産地から消費者に届くまでの輸送距離の長さ(輸送費=輸送エネルギー)のことだそれによると現在日本は一人当たり7093K、韓国は6637K、アメリカは1051Kでダントツである。自給率が現在40%を考えると理解できる。朝日新聞に「どの時代の貴族よりも豪華な食事」の見出しがあった。私はいま農場でつかう軽油についても気にしているが食料が地球温暖化を加速しているのは間違いない。やはり農産物は「地産地消」でなければ。